10月30日(日)に沖縄で開催された「第7回世界のウチナーンチュ大会前夜祭パレード」に法学部の学生が参加しました。参加した学生たちは今年度設立した関東学院大学版沖縄県人会「KGUおきなわファミリー」の会員です。(KGUおきなわファミリーの設立についてはこちらの記事をご覧ください)
この前夜祭パレードへの参加は、沖縄創生まじゅんプロジェクト「世界のウチナーンチュ大会体験型学修」の一環です。パレードの参加以外にも、学生たちは沖縄県系人のアイデンティティや価値観、ネットワークなどを事前に学んだ上で、現地の方へのインタビューを行うなど交流を深めました。
前夜祭パレードを含めた体験型学修を終えた学生たちに話を伺いました。
KGUおきなわファミリーの副会長を務める遠藤晴叶さんは、インタビューを通じて首里城や現地の色々な街に赴き、新たな発見が多くあったと言います。「事前の学習として、沖縄の人々の文化や価値観を学びましたが、実際に体験しないと分からないことがたくさんありました。沖縄は多くの人種の方がいて、それが日常的な光景でした。私たちが前夜祭パレードで参加した時も、『関東から来た』ということに偏見のようなものは全く感じなかったです。海外の方もそれぞれの国の伝統的な文化で沖縄愛を表現している光景を目の当たりにして、沖縄は国を超えて愛される場所だと肌で感じることができました」と感想を述べました。
遠藤さんと同じく、KGUおきなわファミリーの幹部、井上寛太さんはプロジェクトを振り返り、「私はバスガイドの方に、戦争についてインタビューしましたが、実際にその戦争を経験していない方たちも、戦争について特別な想いがあることを感じ取れました。平和を願う気持ちや、戦争の歴史を風化させず多くの人々に知ってほしい気持ちがとても強く、現地で直接話を聞くことで、よりその想いを実感することができました。私自身、出身は沖縄県ではないですが、大学での授業や今回のような現地での学修などで、沖縄への興味や愛がますます深まっているのを実感しています。これからも他の沖縄県人会のイベントなどに参加し、沖縄の文化や歴史により一層触れていきたいと考えています」と沖縄の魅力に惹かれていることを語ってくれました。
最後にKGUおきなわファミリーの会長を務める田中悠太さんにお話を伺いました。
「現地の方へのインタビューを行っていく中で、多くの沖縄の方から、自分たちの住んでいる場所の文化や歴史を知ってほしい、という気持ちがひしひしと伝わってきました。前夜祭パレードでは沖縄国際通りを端から端まで横断幕を持って歩いたのですが、現地の人から『めんそーれ!』など温かい言葉で迎えられたのはとても嬉しかったです。また色々な団体が、それぞれの沖縄愛を表現している様子は感動で鳥肌が立ちました。KGUおきなわファミリーの会長として、今後も多くの人に沖縄の魅力を伝えることができるような企画を立ち上げ、このファミリーを拡大していきたいと思っています」と今回のプログラムの感想や、KGUおきなわファミリー会長としての抱負を述べました。
関東学院大学は今年8月に沖縄県西原町、与那原町と「連携及び協力に関する協定」をそれぞれ締結しています(ニュースはこちら)。今後も沖縄県との交流を深め、持続的な発展に寄与していきます。
左から、井上さん、田中さん、遠藤さん
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