法学部の学生たちが取り組む「地域創生まじゅんプロジェクト」の成果発表会が行われました。

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2023年春学期より本学の法学部の学生20名が取り組む、地域課題の解決方法を探る中区との連携事業「中区連携プロジェクト(地域創生まじゅんプロジェクト)」。同プロジェクトの集大成となる「地域創生まじゅんプロジェクト成果発表会」が12月23日に横浜・関内キャンパスで行われました。

本牧地区やソーシャルキャピタルをテーマとした講義を受講した学生たちは、3チームに分かれて、中区の伝統ある行事の「本牧神社例大祭・お馬流し」、「本牧ライトアッププロジェクト」、「中本牧コミュニティハウス夏まつり」へそれぞれボランティアとして参加。学生たちはイベントでの経験を糧に、10月に本牧山頂公園で開催された「本牧ハワイアンフェスタ2023」と、11月に象の鼻パークで行われた「中区民祭り(ハローよこはま2023)」に参加し、学生自らブースの出展内容を考案し企画運営に取り組みました。

23日の成果発表会では、これまでに参加したイベントの振り返りや、地域住民との触れ合いから学生たちが感じ取った雰囲気、中区の現状と課題、地域活動の活性化に向けた解決策などが、ゲストとして同キャンパスに足を運んだ、小林英二中区長や町内会長らにむけて各チームから発表されました。

津軽石 昭彦教授

籠谷 和弘教授

「本牧ライトアッププロジェクト」に参加したライトアップチームは、ライトアッププロジェクトやハワイアンフェスタなどのイベントに、近隣の小学校や地域団体を積極的に巻き込む姿勢から、地域への愛着を感じたことを述べ、中区の地域活性には異なる世代間の交流が必要であることを提案。「中本牧コミュニティハウス夏まつり」に参加したコミハチームは、本牧地区でのイベント開催頻度は高いものの、中学生以上の子どもや新規参加者が少ないことを指摘し、イベントの広報手段を検討する必要性があることや、伝統行事を継承することにフォーカスし、子どもたちが今後、イベント主催者側になった際の運営整備が大切であると述べました。「本牧神社例大祭・お馬流し」に参加したお馬流しチームは、学生たちが地域住民と一緒に神輿を担いだ体験から、その瞬間を共有する喜びや達成感があったことに触れ、お祭りの盆踊りで最新の曲が組み込まれていることから、伝統と現代の融合が実現し、お祭りの新たな魅力が創出されていることを評価しました。

また、各グループの発表では、地域住民の方への感謝の気持ちや、参加したイベントで思い出に残っているエピソードなども学生一人ひとりから伝えられました。

ゲストの方々は「学生さんの意見を踏まえつつ地域の事情をより知って頂いたうえで、今後も活性化に向けて力を頂けたら嬉しい」、「地域の子どもたちが大学生に懐いている様子が非常に印象的だった」などとコメントしました。

また小林区長からは、「地域の子ども達からお礼の手紙が皆さんのもとへ届いたり、地域住民の方との交流の場ができたり、時には思い悩んだこともあるかと思います。これらの経験は、皆さんが自ら行動を起こしたからこそ得られたものです。これから迷うことがあったとしても、まずは一歩踏み出してほしいと考えています」と、学生たちへの感謝の言葉と共にエールが贈られました。

関東学院大学は今後も、地域や自治体協力のもと、地域の課題発見や解決方法提案に向けた実践的な学びを深めていきます。

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