小児ぜんそくの治療・管理を支援するアプリ
「チャイルドアズマ」のご案内

関東学院大学は、国立成育医療研究センター、杏林大学との共同研究の成果として、小児ぜんそくのお子さんとご家族向けのアプリ「チャイルドアズマ(CA-SMaTA:Child Asthma-Self Management Tailored App)」をリニューアルリリースしました(研究代表者:看護学部准教授 飯尾美沙)。

本アプリは2021年に、(1)服薬状況やコントロール症状に合わせたメッセージを含むぜんそく症状の記録・管理機能、(2)マンガやクイズ方式で小児ぜんそくについて親子で理解を深める機能、(3)発作が起きた時や災害時などのもしもに備えるための知識や実践を学ぶ機能の3つの機能を備えてリリースしました。今回、約2年間のアプリ使用における課題を改修し、アプリの有効性研究を経て、リニューアルリリースしました。3つの機能はそのままに、より記録しやすく、継続の動機づけにつながる仕掛けを施しています。本アプリによるぜんそく症状や服薬の管理の継続支援が、小児ぜんそくの治療・管理に貢献できることを期待します。なお、本アプリはシカデン株式会社にアプリ制作を委託し、JSPS科研費JP18H03101、小林製薬青い鳥財団調査研究助成金により開発・改修したものです。

【App開発の背景】

日本では子どもの3割が何らかのアレルギー疾患を有しており、その中でも小児ぜんそくは、長期的な治療・管理が必要な疾患です。ぜんそくのお子さんとご家族の疾患理解を深める支援、および長期にわたる管理行動を継続するための支援が求められています。本アプリはぜんそくのお子さんとご家族の日常に寄り添い、地道な頑張りを応援することを目指して開発しました。

App詳細

アプリ名称:チャイルドアズマ(CA-SMaTA:Child Asthma-Self Management Tailored App.)
対応プラットフォーム:iOS
価格:無料(課金なし)
特徴:メッセージや知識編の内容は、お子さんの状態や服薬状況等に応じて設計・開発したアプリです。

Appイメージ

特徴・機能1 〜記録編〜

特徴・機能2 〜知識編〜

特徴・機能3 〜備える編〜

Appに関するお問合せ

関東学院大学 看護学部
飯尾美沙
misaiio@kanto-gakuin.ac.jp