関東学院大学は長崎市と包括連携協定を締結しました。

関東学院大学（横浜市金沢区、学長 小山嚴也）と長崎市（市長 鈴木史朗）は、包括連携協定を締結しました。11月7日（火）には長崎市役所にて締結式が執り行われ、本学から小山嚴也学長、施桂栄副学長、長崎市より鈴木史朗市長が出席しました。

本学と長崎市との交流は、人間共生学部で開講している「プロジェクト科目」のフィールドワークのため、2023年の4月、5月の2回にわたり学生が長崎市を訪れたことを契機として始まりました。その後7月には本学の横浜・関内キャンパスにおいて長崎市との協働によるイベント「長崎からの贈り物～長崎のうまかもん第一弾 カステラ～」を開催し、交流を深めています。今後も、両者が有する資源や機能等の効果的な活用を図りながら、幅広い分野で相互に連携・協力することで、地域課題の解決や人材育成に寄与することを目指し、このたび包括連携協定を締結しました。

締結式で小山学長は「本学と長崎は地理的な距離は遠いのですが、人と人との交流についての距離は短期間のうちに縮まり、本日を迎えることができました。古くから外国と交流し、海外に開かれてきた歴史的な背景を持つ長崎の地を、本学の社会連携教育の学びのフィールドとしてもぜひ活用させていただければと期待しています」と挨拶しました。続いて施副学長より、今回の連携協定に至る経緯と具体的な取り組みについての説明がありました。鈴木市長は「今回首都圏の大学と連携することにより若い世代の人に長崎を知ってもらい、まずは関係人口を増やすということにつなげていければと考えています。また、首都圏の若い世代の人たちの考えを知る機会ととらえ、関東学院大学と連携しながら実り多い結果となるよう努力していきたいと思います」と述べました。