学生たちが改修に取り組んだ空き家で、「Happy Wall Project」を開催しました。

#人間環境学部 #空き家プロジェクト

関東学院大学では、5月31日(水)に日本ペイントホールディングスと共同で、学生が改修した空き家を利用して、地域住民などと共同で壁面にペイントを施すイベントを神奈川県横須賀市の追浜地区で開催しました。当日は、学生や近隣に在住する家族連れ、同社の関係者など40名ほどが参加しました。
関東学院大学では、学生の卒業研究をきっかけに、人口減少が急激に進み、空き家問題が顕在化する横須賀市で、地域の空き家を利活用するプロジェクトを、2014年にスタート。15年春には、空き家を学生向けのシェアハウスに改修。16年には、地域との交流を目的とした拠点の改修に取り組んできました。プロジェクトに参加する学生たちは、空き家改修のみならず、追浜地区のイベントに参加するなど、地域との交流をつづけています。
日本ペイントホールディングスでは、空き家を改修する取り組みを通じて、地域活性化に取り組む学生のプロジェクトに賛同。同社のペイントブランド「ROOMBLOOM」が進めてきた「Happy Wall Project」とのコラボレーションを提案し、今回のイベントが実現しました。
「Happy Wall Project」とは、ペイントを通じて暮らしを豊かにすることを目的に開催されている取り組みで、対象の場所を利用する人やその地域の人々と共同でペイントを行うことを通して、空間を綺麗にするだけではなく人と人とがその場所で、思い出を共に作り、つながりを生む活動です。同社では、これまでにも、公立小学校や児童福祉施設などで同様の取り組みを実施してきました。
当日は、学生が改修した地域交流拠点で、学生や親子連れがキッチンと洋室をペイントする作業を実施。同社の指導を受けながら、ペイントローラーやハケを使いながら、2部屋の壁面を塗り上げ、築70年の木造住宅が鮮やかに蘇りました。また、「カフェ」に関する卒業研究に取り組む学生が、参加者にコーヒーを振る舞うなどして、イベントを盛り上げました。
小池悠介さん(人間環境デザイン学科3年)は「住まいのインテリアなどに関心があり、1年生のときからこのプロジェクトに参加しています。今回利用した塗料は、私たちが学生が選んだ色を利用しました。大勢で楽しく作業をしたことや、部屋が見違えるように明るくなって、うれしく感じています」と振り返ります。

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