関東学院大学などが参加する三浦半島地域活性化協議会では、関東学院大学と横浜市立大学の学生を対象に三浦半島の魅力を体験するワークショップを横須賀市と三浦市で、6月2日(土)、3日(日)に開催しました。
今回のワークショップでは、さまざまな魅力にあふれる三浦半島を知ってもらう機会として、3つのコースを設定。「米軍基地のある横須賀で国際交流・語学体験」コースには、関東学院大学から2名、横浜市立大学から3名の学生が参加しました。
初日に学生たちは、横須賀港に面するヴェルニー公園や、ミリタリーショップやスカジャン専門店が立ち並ぶどぶ板通り商店街を散策したほか、自衛隊や米軍の艦船を間近に見ることができる「軍港めぐり」のクルージングに参加。昼食時には、人気ハンバーガーショップ「HONEY BEE」で、横須賀在住の外国人と英語での交流を楽しみました。2日目には、初日の体験をふまえて三浦半島で3日間楽しみながら過ごす行動計画を立てるワークショップを横浜市立大学で開催しました。
「国際交流・語学体験」コースに参加した國枝麻央さん(コミュニケーション学科2年)は「日常生活では、英語を話す機会が少ないため、外国の方と交流ができると聞いて、このコースに参加しました。神奈川県内の出身ですが、これまで横須賀を訪れる機会はほとんどありませんでした。外国の雰囲気で溢れている横須賀は、他の街とは様子が違い楽しかったです。また、ぜひ横須賀を訪れてみたいです」などと振り返ります。
今回のワークショップは「国際交流・語学体験」の他に、「三浦半島でレンタサイクルツーリング&SUP体験」と「東京湾で唯一の無人島『猿島』を堪能」のコースを設け、合計で12名の学生が参加しました。
三浦半島地域活性化協議会は、かながわ信用金庫、神奈川新聞社、関東学院大学、京浜急行電鉄、三浦商工会議所、横須賀商工会議所、横浜市立大学が参加し、人口減少などの課題を抱える三浦半島地区の活性化を目指して2016年に発足した団体です。観光資源を活用した誘客や、若年層の三浦半島地区への定住などに向けた取り組みを共同で進めています。今回のワークショップに参加した学生を含め、関東学院大学と横浜市立大学に在籍する学生を対象に三浦市が主催する「トライアルステイ(定住体験)」などを今後呼びかける予定です。
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