横浜と沖縄、地域ごとに異なる慣習や文化を体験的に学ぶ機会を設けています。

#沖縄大学 #国内留学

関東学院大学では、地域ごとに異なる慣習や文化を、体験的に学修する機会を学生に提供するため、沖縄大学と2017年に連携協定を締結しました。2018年度からは、協定に基づいて、相互に1年間の学生派遣を開始。今年度は、関東学院大学の学生4名が、沖縄大学での学びをスタートさせました。
沖縄大学からは、人文学部国際コミュニケーション学科3年の比嘉なつ美さんが、関東学院大学で国際文化学部の授業を履修しています。比嘉さんは「高校生のときに沖縄県外の大学への進学も考えていましたが、親とも相談して地元の大学に進学することにしたんです。昨年、関東学院大学で学べる制度があることを知って『1年だけでも、地元以外での生活や大学での学びを体験してみたい』と思い、この制度に応募しました」と話します。
横浜での生活では、鉄道網が発達していることに驚いたといいます。「沖縄では、少し遠くへ行こうとすれば、どうしても飛行機を利用しなければなりません。電車の路線が多くあるこちらは、旅行が趣味の自分にとってすごく便利だと感じました」と笑顔を見せる比嘉さんは、夏休みを利用して大阪や石川にも足を伸ばしました。
これから訪れる寒い季節を前に「沖縄以外ではじめて過ごす冬。どのくらいの寒さなのか」と不安を口にしながらも「地元以外での就職も考えています。だから、横浜で学ぶ残りの時間で、多くのことを吸収して視野を広げられれば」と意気込みます。
学生の相互派遣に加えて、両大学の交流を促進する目的で、10月からは事務職員の相互派遣もスタートしています。
沖縄大学から、教務課の名嘉夏芽さんが、関東学院大学の教務課での業務に参加しています。「同じ教務の仕事ですが、使用しているシステムや仕事のやり方が違うことで新しい発見も多いです」と名嘉さん。「前例のない派遣勤務なので不安もありましたが、両大学の交流を発展させていくための役割を将来的に担えれば」などと新たな取り組みに期待を示しています。

沖縄大学教務課の名嘉さん

沖縄大学3年の比嘉さん

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