第15回神奈川産学チャレンジプログラムの表彰式が、12月19日(火)に横浜市西区のパシフィコ横浜で開催され、関東学院大学から、1チームが最優秀賞に、5チームが優秀賞に選出されました。
神奈川産学チャレンジプログラムは、一般社団法人神奈川経済同友会が主催する事業です。同会の会員が所属する企業等が、日常の経営課題のなかから実践的な課題を提示し、県内に拠点を置く大学の学生が、課題解決型研究プログラムとしてビジネスアイデアの提案をめざします。地域の産業と大学が連携した人材育成プログラムで、関東学院大学は2004年の第1回から参加しています。プログラム全体での参加学生数は、15回目となる今回、1万人に達しました。
今回は、20大学1150人の学生が、35社が提示した課題に挑戦。関東学院大学からは、経済学部、経営学部、人間共生学部のゼミナールから、16チーム69名の学生が参加していました。
最優秀賞は、スーパーマーケットを運営する株式会社京急ストアが提示した「最先端テクノロジーを活用した店舗運営の提案」に挑戦した福田敦教授(流通論)が指導する3名の学生チームが受賞しました。学生たちは、京急ストアの能見台店をモデルケースとして企画を立案。既存の調査資料や、自分たちでSNSを活用して実施した調査などを通じて、ショッピングカートとタブレット端末を活用した献立提案や合計金額の事前把握システムなどを提案しました。
最優秀賞を受賞したチームの宇治里咲子さん(経営学科3年)は「今回のテーマに挑戦したことで、スーパーマーケットが店舗ごとの差別化が難しい業種だということを感じました。また、便利なインターネットショッピングもありますが、扱っている商品の地域性に触れたり、店員さんと直接コミュニケーションができたりと、スーパーマーケットならではの魅力があることにも気づきました。今後も、この業界の動向に注目していければ」などと振り返りました。
表彰状を受け取る宇治さん
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