毎年12月に、横浜・金沢八景キャンパスで「Business Plan Competition」が行われています。2018年も12月15日に、130名もの参加者を集めて開催されました。
「こんな商品があったら」「こういうサービスをしてほしい」など、日常生活で感じる小さなきっかけの中にビジネスの種は隠れています。このようにして生まれたアイディアを実際に形にしたものが、ビジネスプランです。この「Business Plan Competition」は、学生自身が実行委員会を立ち上げ、大会の企画・運営を行う企画。起業を目指す学生たちが企画したビジネスプランについてプレゼンテーションを行い、その実現可能性を競い合います。
今回は、事前にエントリーのあった9チーム中、書類選考によって経済学部、経営学部などのゼミ、6チームが選ばれ、大会本選に出場。本選では、マーケティング関連企業や経営コンサルタントの方など5名が審査員を務めました。
それぞれ企業や地域をリサーチし、課題提案に対して学生ならではの視点からさまざまなアイディアが発表されました。若者を中心にSNSで販売拡大を狙う、飲料製品のパッケージとテイストをデザインした「トリプルフレーバー」。また高齢化や共働き世帯の増加に伴い、食料品アクセス問題が社会的課題となるなか、その支援施策ともなる、新しい商品購入のシステム「楽して時短!チェリーピックスーパー」などさまざまなビジネスプランが提案されました。
そして最優秀賞は、近年、人手不足によりスポーツジムやスパ、温泉施設におけるシャンプーの詰め替え業務が現場社員の負担となっていることに着目し、その解決と利用者の髪質にも合わせた成分配合機能を搭載した「新時代シャンプーサーバー」を考案したチームがより実現の可能性が高いビジネスプランとして表彰されました。実行委員長の大畑恭平さん(経済学部3年)は「実行委員会のメンバー全員で、実施に向けて一丸となって準備してきました。大変なことも多かったですが、実施運営することの難しさも勉強になりました。今日参加した皆さんが来年もやりたいと感じてもらえると嬉しいです。今後も関東学院大学を代表するイベントとしていきたい。」と開催した感想と、来年に向けての意気込みも語ってくれました。
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