建築・環境学部は、韓国の東義(ドンイ)大学工学部と、学部間の国際交流協定を締結しました。3月18日(月)には、建築・環境学部の関係者が訪韓し、協定の調印式を執り行いました。
東義大学は、1979年に韓国第二の都市である釜山広域市で創設された大学で、現在では10の学部と7つの大学院研究科を設置し、約1万6000名の学生が在籍する総合大学です。建築・環境学部では、2017年に開催した国際交流シンポジウムで東義大学の教員を招へいしたことをきっかけに交流をスタート。その後、柳澤潤准教授(建築デザイン)が東義大学での講演会へ参加したり、東義大学の学生が作品を建築展(建築・環境学部の成果発表会)に出展したりするなど交流を重ねてきました。今回は、より円滑な交流を進めるため、学部間での国際交流協定を締結しました。
調印式には、関東学院大学からは大塚雅之建築・環境学部長らが出席。東義大学工学部のコン・ギチョル学部長との間で、協定書を取り交わしました。調印式後には大塚学部長が「建築再生に貢献する建築・環境教育」をテーマに、東儀大学の建築学科の学生や工学部の教員を対象に講演。建築・環境学部の学生が主に利用している5号館(建築・環境棟)の建築・環境設備のデザインや、建築教育への実践等について解説しました。また、東義大学では、シン・ビョンユン建築学科長が「釜山のジェントリフィケーションの管理戦略」をテーマに、建築及び都市の再生によって発生する逆機能問題とその対応について解説しました。
今回の協定締結を受けて、大塚学部長は「東義大学とは、これまでにも良好な関係を築いてくることができました。この協定締結を機に、さらに教育と研究の両面で、活発な交流を進めていければ」などと期待を示しました。
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