学生の提案で「RUN伴+三浦半島」の横浜市金沢区のコースを新設。認知症の方と地域の方々でタスキを繋ぐリレーが行われました。

#社会学部 #現代社会学科

認知症の当事者やその家族、支援者、一般の人がリレーをしながら一つのタスキをつなぎ、ゴールを目指すイベント「RUN伴+三浦半島」。2016年より横須賀や三浦、逗子などのコースで行われて来ましたが、学生の提案で横浜市金沢区のコースが新設され、11/2(土)にリレーが行われました。イベントにはランナー、応援者含め235名が参加し、金沢区内のケアプラザや区役所、大学など14ヶ所を経由する約21キロのコースを5時間かけて走り、タスキをつなぎました。

 金沢区のコースを企画したのは、社会学部2年の田草川さん。もともと走ることが好きだった田草川さんは昨年「RUN伴+三浦半島」に参加し、リレーを通して様々な人との繋がりが生まれることに魅力を感じたことがきっかけとなりました。「大学のある街でもタスキを繋ぎたい」と、関東学院大学や横浜市立大学の友人らとともに考えた金沢区のコースをRUN伴+三浦半島実行委員会へ提案。金沢区内のケアプラザの協力を得るため、所長が集まる会議でもプレゼンテーションを行い、11/2(土)のイベントの開催が実現しました。

関東学院大学も金沢区コースの経由地点となりました

「今回のリレーを通して、RUN伴+三浦半島の取組みを金沢区のケアプラザに認知してもらえたこと、そして地域の繋がりが少しでも深まったことを嬉しく感じています。この経験をもとに、将来は様々な人との交流を生み出すような仕事に携わることができれば」と振り返りました。また、田草川さんとともに金沢区のコースを走った社会学部2年の菅原さんは「地域を盛り上げるために、自分も何かしたいという思いが強くあり参加しました。富岡ケアプラザではたくさんの子供たちが迎えてくれた一方で、大学生の参加者は少なく、まだまだ認知されていない層があることが分かりました。現在ボランティアサークルに所属していることもあり、今回の経験を地域のポテンシャルを引き出していく企画の立案に役立てていきたい」と今後の抱負を語りました。

今後も関東学院大学では、多様な人々と協働し、地域社会とつながる活動を推進していきます。

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