経営学科の小山嚴也教授のゼミに所属する学生が、横浜商業高校商業科YBCクラスの生徒のビジネスプラン作成の指導を行い、1月20日(月)に関東学院大学の関内メディアセンターで、生徒たちによる最終プレゼンテーションが行われました。今回は初の試みとして、経営学部の社会連携教育プラットフォーム「K-biz」サポーター企業に昨年10月に加わった日テレAXONよりいただいたテーマに関する企画を立案しました。
小山ゼミの学生による横浜商業高校の生徒のビジネスプラン作成の指導は、関東学院大学と横浜商業高校の高大連携の一つで、毎年行っているものです。高校生は大学での学びや研究に触れる機会を得られ、また、大学生はこれまで培ってきたことを生かし高校生へ指導することで普段の授業とは違った経験が得られます。
日テレAXONからのテーマは「メディアを活用してベトナムからの横浜へのインバウンドを増やすための方策」。YBCクラス2年生の各グループに小山ゼミの4年生が一人ずつつき、8グループが企画立案に取り組みました。日テレAXONコンテンツ事業センターよりお二人をお招きした1月20日の最終プレゼンテーションでは、「横浜FCとコラボし、ベトナムのサッカー選手がJリーグの試合に出るまでを追ったドキュメント番組の制作」、「ベトナムでも人気の名探偵コナンの映画の舞台となった横浜の聖地巡礼ツアーと、赤レンガ倉庫でのコナンフェスの開催」、「“旅行+滞在”をコンセプトとし、横浜の空き家を活用した施設“Tra Base”の設置」など、高校生が考えた企画を生き生きと発表し、プレゼン後には質問が飛び交いました。
優勝した8班の指導をした経営学科4年の杉之下 陸さんは「調査の仕方やパワーポイントの作り方などを実際に自分がやって見せたりして、高校生に分かりやすく伝わるよう工夫しました。ロジカルなプレゼンテーションに仕上がったことが優勝につながったのでは」と振り返ります。また、日テレAXONの碓井さん、中山さんからは「すでに横浜に興味を持っている人がターゲットの企画が多かったので、興味を持っていないベトナム人をどのように引き付けるかを盛り込むとよい」、「なぜ横浜でこの企画をやるのか、例えば浅草で同じ企画が成立するのでは?などと掘り下げていくと、横浜独自の魅力が見えてくるので、企画を立てる際に参考にしてほしい」とアドバイスをいただきました。
関東学院大学では、今後も高校と大学の双方の教育効果を高める連携事業を推進し、学生・生徒の学びをサポートします。
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