学生自ら企画運営する展覧会を通して様々な能力を身につけるプロジェクト科目 「作品展示の企画と実践」

 人間共生学部では、3年の春学期にプロジェクト科目を開設しています。

 プロジェクト科目とは、学生が学内にとどまらず、社会の中にある課題を見つけ出し、解決方法を考えていく学修です。小林和彦准教授(人間共生学部共生デザイン学科)が担当する「作品展示の企画と実践」では、展示作品の額装や広報資料の企画制作、展覧会の構成や設営などの展覧会に関するすべての要素を学生が行うことによって、発想力や創造力、計画性や実行力を身につけることを目的としています。また、PhotoshopやFusion360などのソフトを実践的に活かすことが出来るプロジェクトとなっています。

今回の展覧会は、作品形態がそれぞれ異なることから「闇鍋」と名付けられ、1月12日(火)~22日(金)にKGU関内メディアセンターで開催されました。

本プロジェクトを履修する3名の学生にお話を聞きました。

「サイクリングが好きなのでクロスバイクと都会の風景とのバランスが良く映るよう、構図を工夫して表現しました」と話すのは、作品:「エスケープ」を展示した小川想介さん(共生デザイン学科3年)。「自分の撮影した写真を多くの人に見てもらいたいと思い、展示会を企画運営できる小林先生のプロジェクトを選択しました。今年は、全ての打ち合わせがオンラインだったこともあり、自分の指示がうまく伝わっているか確認事項の漏れはないか、不安なことばかりでした。展覧会を企画するにあたって、時間はかかってしまいましたが、納得のいく形で展覧会を開催できたのでとても達成感があります」と話しました。

 望月蛍汰さん(共生デザイン学科3年)は、「自分の想定していた作品が成立しなかったことが少し心残りです」と話します。作品:「人形遊び」は、あえて作品のポーズを決めず来場者の方に自由に動かしてもらうことで完成形としていましたが、新型コロナウイルス感染拡大のリスク低減のため、作品に触れてもらうことを断念。展示会には望月さんが決めたポーズでの作品が展示されました。「『3DCG演習』を履修していたためそこでの知識が存分に活かせたと感じています。作品制作に使用するソフトは異なるものの、迷いなく作業を進めることができました。プロジェクト科目を通して、自身の役割だけでなく、全体の流れをきちんと把握し入念に打ち合わせを重ねることの大事さを実感しました」と振り返りました。

 「アカハライモリをモチーフにしたオリジナルロボットをCGで表現しました。パンフレットのイメージとは異なる全体の暗さや不動さをいかに表現できるかというところにこだわりを持った作品です」と話すのは、作品:「タンガロア」を展示した北爪優樹さん(共生デザイン学科3年)。「小林先生のもとで3DCGを専攻したいと考えていたのと、学生のうちから沢山の人に見てもらうための作品を作りたいという想いからこのプロジェクトを選択しました。実際に3DCGでの制作は苦戦することばかりでしたが、その中でもカラーリングなど授業で学んだことを活かせたと感じています。このプロジェクトを通して作品制作に必要な技術はもちろん、情報共有の大切さやもらった意見をどう作品に反映させていくかなど、メンバー一人ひとりの役割の重要さも実感しました」と語りました。

 今回のプロジェクト科目を踏まえて小林准教授は、「一般的な座学の授業では実現し難い、学生が主体的かつ能動的な活動をすることに重きを置いています。このプロジェクトでは学生が議論する様子が数多く見受けられます。アイディアや改善点を見つけて積極的に発言できる能力や、他者の意見に耳を傾け双方が納得できる意見を提案する能力を身につけるきっかけにしてほしいです」と話しました。

関東学院大学は今後も実社会を学びの場とした「社会連携教育」を推進していきます。

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