KGU横浜スカーフ研究プロジェクトが企画・監修する展示会「やばいじゃん! YOKOHAMAのスカーフ ―現代的感性考―」が開催されております

#横浜スカーフ #シルク博物館 #展示会

12月5日(日)より横浜市中区にあるシルク博物館にて、KGU横浜スカーフ研究プロジェクトが企画・監修する展示会「やばいじゃん! YOKOHAMAのスカーフ ―現代的感性考―」が開催されています。この展示会では、横浜市が所蔵する昭和30年代から60年代までの輸出スカーフを一部展示しており、観賞者自らがアクティブにスカーフ意匠を、日常的によく耳にする現代的感性を表わす言葉で感じ取っていただくことを提案する展示会となっています。

2013(平成25)年度に横浜市が過去に「日本輸出スカーフ等製造工業組合」から寄贈された横浜スカーフ(実物サンプル) 約11万点とそれらに係る意匠認定台帳45冊(データ件数約15万件)を「地域資源(横浜スカーフ)の活用による産業活性化事業」としてアーカイブ化を行いました。その歴史的文化的価値については、横浜市と本学人間共生学部共生デザイン学科の山﨑稔惠教授が協働して作成したデジタル・アーカイブにて提示されています。関東学院大学では、その事業を学術研究と産業利用の両面から後押しすることを目的に、学部・部署を横断する「KGU横浜スカーフ研究プロジェクト」を今年4月に結成し、今後もさまざまな場面で期待されるデザインリソースとしての可能性を探る活動に着手していきます。

プロジェクトメンバーと小山学長が展示会を鑑賞しました。

今回の展示会についてプロジェクトメンバーの山﨑教授は、「横浜の輸出スカーフ意匠には、世界各地の戦後の歴史があり、日々の暮らしを営む人間の姿や思いがあり、時代の証言者としての価値に衝撃を受けます。その意表をつく魅力を今日的な言葉で表現するとしたら、『やばい』がぴったりではないかと思われました。今回展示されているスカーフには、プロジェクトメンバーの岩崎先生が考案された今風な“刺さる”タイトルが付けられています。そういった過去の歴史や文化を反映したスカーフを現代的な感性を持って捉え直し、展示することでよみがえらせ、鑑賞者には横浜スカーフの新たな魅力に気づいてほしいと思います」と話しました。

今後も関東学院大学は、よりよい社会の構築に向けた研究を推進していきます。

 

「やばいじゃん! YOKOHAMAのスカーフ ―現代的感性考―」は1月16日(日)まで開催しています。※休館日を除く(月曜日及び12月28日から1月4日まで休館。月曜日が祝日の場合には翌日)

  • SDGs_9
  • SDGs_11

トピックスについての
お問い合わせ

関東学院大学 広報課

 住所 〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1
 TEL 045-786-7049
 FAX 045-786-7862
 E-mail kouhou@kanto-gakuin.ac.jp