部活動指導員として近隣の中学校へ部活動の指導にあたっています。

サッカー部が部活動指導員として近隣の中学校の指導にあたっています。

この取り組みは、NPO法人日本スポーツ支援振興協会と共に行われているもので、昨今問題となっている部活の指導者不足や教員の働き方改革などの学校部活動の問題解決のため、大学運動部の学生と地域の中学校のマッチングを行い、学生を指導者として派遣するものです。

今回はその取り組みの第一弾として、今年11月よりサッカー部が近隣の中学校で指導をしています。

12月17日（金）、大学生たちは中学校に到着すると、整備など練習の準備をしながら練習メニューを決め、中学生を2グループに分けてウォーミングアップを開始。中学生とアイコンタクトを取りながら、一つひとつの練習の目的を明確に説明し、時には自身が動きながら指示をするなど工夫した指導が行われました。中学生もそれに応えるように、大きな声を出し合いながら互いのプレーを褒める様子も見受けられました。

練習に参加した中学校のサッカー部からは「試合形式の練習で、後ろから声を出して自分がどこにいるか相手に知らせることの大切さを体感しました」や「大学生が指導してくれることで、一人ひとりの目標が明確になってチーム全体のモチベーションも上がってきているように感じます」などの感想が上がりました。

指導にあたった星野直輝選手（法学部3年）は「選手たちをどれだけ楽しませるか、大会で勝つために何が必要か選手に考えさせることを意識して指導しました。プレーを言語化することは難しいですが、アウトプットすることで自分自身の理解も深まります。このような活動が他大学へも広まり、サッカー界の競技力向上に繋がれば嬉しいですね」と話しました。

なお、この活動は今後も継続的に行われる予定です。