経営学科の小山嚴也教授のゼミに所属する学生が、横浜商業高校商業科YBCクラスのビジネスプラン作成の指導を行い、1月17日(月)に関東学院大学の関内メディアセンターで、高校生たちによる最終プレゼンテーションが行われました。
小山ゼミの学生による横浜商業高校YBCクラスへのビジネスプラン作成の指導は、関東学院大学と横浜商業高校の高大連携事業の一つで、2011年度から毎年行っているものです。高校生は大学での学びや研究に触れる機会を得られ、また大学生は高校生へ指導することでこれまでに通常授業やゼミナールで学んできた学びを実践する機会が得られます。
今年のテーマは関東学院大学アドミッションズセンターより「高校生をオープンキャンパス参加に促すための施策」と「オープンキャンパス参加者の出願率を増加させるプログラム」の2つの課題が出されました。YBCクラス2年生の各グループに小山ゼミの4年生が一人ずつ伴走し、8グループが企画立案に取り組みました。1月17日の最終プレゼンテーションでは、「大学生の一日を体験できるビデオブログの制作」、「SNSの積極的活用」、「大学生と接点を持てる参加型企画の充実」、「受験生の記憶に残すために五感全てを刺激する企画」など、高校生目線で考えた企画を堂々と発表し、プレゼンテーション後には質問が飛び交いました。
最優秀賞を獲得した2班を経営学科4年の村上 嬉実さんが指導。「高校生に指導した4年生の中で唯一オープンキャンパスのスタッフを経験しており、私の経験値と高校生目線の内容を織り交ぜられたことが最優秀賞をとれた要因だったのでは」と話し、「最終プレゼンまで頑張ってくれた高校生たちに感謝します。今日の経験を活かして今後頑張ってほしい」とメッセージを送りました。
最後の講評の時間には今回の課題を出した安田アドミッションズセンター副センター長から「新鮮で斬新なアイデアが多く、すぐにでも採用したい企画が多くあった一方、プレゼンテーションでは相手を納得させる根拠資料をしっかり提示するとさらに良い資料ができる」とアドバイスがありました。
関東学院大学では高校生から提案された企画について、2022年度実施のオープンキャンパスに盛り込む方向で検討しております。今後も高校と大学の双方の教育効果を高める高大連携事業を推進し、学生・生徒の学びをサポートします。
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