JST SCORE事業 企業内起業セミナー ~ヨコハマから日本を元気に~ を開催しました。

2月24日(木)、横浜市役所1階アトリウムで「ヨコハマから日本を元気に」をコンセプトとするJST SCORE事業「企業内起業セミナー」を開催しました。企業内起業とは、新規事業立ち上げのために社内で独立組織を作り運営する仕組みで、企業が持つ人材、資金、ノウハウなどの経営資源を活用できるなどのメリットがあります。近年、みなとみらい21エリアや関内エリアには、企業の研究開発拠点やベンチャー企業などが集積し、本学では2023年4月に横浜・関内キャンパスを開設します。本セミナーは、みなとみらい21エリアや関内エリアにおける産学官連携の強化と、スタートアップ・エコシステム形成のための環境整備を目的として開催しました。

セミナー当日、横浜市庁舎のアトリウムには学生を含む様々な世代の約60名が集まりました。小山学長の発題より始まり、企業内起業を経験された3名のパネリストと岩崎学長補佐による活気あふれるパネルディスカッションが行われました。デロイトトーマツノード合同会社代表職務執行者社長の森 亮 氏、株式会社トライフ代表取締役の手島 大輔 氏、横河電機株式会社国内人財統括部の箕輪 優子氏のそれぞれの企業内起業への道のりや社内環境、起業時の気持ち、苦労した経験などを通して、新型コロナウイルスの影響で日本経済が冷え込んでいる今こそ必要な企業内起業の真髄を探りました。更に、横浜で起業した手島氏には、助成金や顧問派遣等の横浜市が実施しているスタートアップへの支援体制や横浜という環境など、起業家にとっての横浜の街の魅力について語っていただきました。ディスカッションの最後にはパネリストから参加者へ向けて一家言をいただき、今回のセミナーを締めくくりました。

会場では、熱心に聞き入りながらメモを取る参加者の姿が数多く見られ、参加者からは「パネリストの方々の三者三様の経歴や仕事と向き合う姿勢を伺い、自身の今後にも役立てていきたい」、「社内での新規事業検討の際に、今回のセミナーで学んだことを活かしていきたい」といった感想が寄せられました。

今後も関東学院大学では、大学の持つリソースを活かし、新たなイノベーションを創出する人材交流の機会を提供していきます。

 

※本セミナーはSCORE大学推進型(拠点都市環境整備型)の助成を受けた事業の一環です。

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