近隣の小学校の『ものづくり体験ツアー』に理工学部応用化学コースの友野研究室と「教職自主ゼミ双葉」の学生がオンラインで参加しました。

10月13日（木）、横浜市金沢区の並木第四小学校でLINKAI横浜金沢『ものづくり体験ツアー』がオンラインで開催され、理工学部応用化学コースの友野研究室と「教職自主ゼミ双葉」の学生が参加しました。「教職自主ゼミ双葉」は，教職を目指す学生が学年・学部の壁を超えた教科横断指導と様々な経験を通して豊かな教員を目指し活動しているサークル組織です。
『ものづくり体験ツアー』は、NPO法人AozoraFactoryと金沢区役所が主催し、並木第四小学校の5年生の児童を対象として企画されました。「NPO法人AozoraFactory」では1,000社以上の事業所が集積する“LINKAI横浜金沢（横浜市金沢臨海部産業団地）”の魅力発信と価値創造を目指し、産学官が協働して活動を行っています。理工学部の友野和哲准教授がAozoraFactoryのメンバーの一員であるため、今回、友野研究室と「教職自主ゼミ双葉」の学生たちが協力することになりました。
当初は、小学校近隣の3つの企業（山陽印刷株式会社、株式会社サンスチール工業、雨宮自動車工業株式会社）を児童が訪れ、ものづくりの現場を見学し「オリジナルノギス組み立て体験」を行う予定でしたが、雨天のためオンラインでの実施となりました。各企業の会社案内の補助や「オリジナルノギス組み立て体験」補助として協力を予定していた学生たちも、当日は大学の教室からオンラインで参加しました。

企業の担当者から、製品ができるまでの流れや実際の工場内部の様子などが詳細な説明とともに紹介されると、小学校の教室からオンラインで見学している児童からも積極的に質問が寄せられ、活気のあるイベントとなりました。参加した佐藤匠さん（工学研究科修士1年）は「学校教育の現場で、子どもたちに地域の魅力を伝えるために、教師がどのように児童と地域をつなげていけばよいか、準備や運営の方法を学ぶことができた」と話します。

関東学院大学は今後も、地域と連携し学生が活動できる機会を提供していきます。