12月22日(木)、神奈川県の黒岩祐治知事が「地域創生特論」の講師として、横浜・金沢八景キャンパスで講義を行いました。
法学部では、地方自治体が講師として担当する講義「地域創生特論」を開講しています。神奈川県をはじめ、横浜市や横須賀市など県内の11自治体のほか、岩手県や沖縄県がそれぞれ1科目ずつを担当し、各自治体の課題や政策について、首長や現場の職員が学生に講義を行っています。
今回、神奈川県が担当する「地域創生特論(神奈川)」の講師として登壇した黒岩知事は、県の政策「いのち輝く神奈川」をキーワードに講義を行いました。
「いのち輝く神奈川」とは、神奈川県民一人ひとりのいのちを輝かせるとともに、人やものを引きつける魅力を持った神奈川をめざす、という神奈川県が掲げる基本理念のことです。黒岩知事より、神奈川県はこの「いのち輝く神奈川」と軌を一にする「SDGs」に力を入れて取り組んでおり、2018年には「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されたと説明がありました。中でもヘルスケアICTの推進など人生100歳時代における「未病」改善の取組みや、新型コロナウィルスへの対応などについてお話をいただきました。
講義の終わりに黒岩知事は、「今日の講義を聴いて『いのち』という言葉の持つ意味をじっくり考えてもらえればと思っています。『いのち輝く』とはどういう意味なのか、コロナ禍が続く今のような時代に、いのちが輝くためにはどのようなアプローチがあるのか。また自分が輝くだけでなく、人のいのちを輝かせることも大事だということを覚えておいてもらいたい。そういった視点で物事を考えるようになってほしいです」と学生たちに言葉を贈りました。
今後も関東学院大学は、神奈川県をはじめとする自治体と連携し、学生たちが地域課題を理解し、解決に繋がるような力を醸成する教育を推進していきます。
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