理工学部の学生が金沢区と横浜市立大学の学生と連携してPR冊子を制作しました

#理工学部 #LINKAI横浜金沢

理工学部の友野研究室(応用化学コース)に所属する学生と堀田研究室(先進機械コース)に所属する学生が、金沢区と横浜市立大学の学生と連携して、LINKAI横浜金沢の企業紹介冊子を制作しました。

LINKAI横浜金沢とは、根岸湾埋立事業で整備された「鳥浜工業団地」と金沢地先埋立事業により整備された「金沢産業団地」2つの工業地からなる産業集積拠点のことで、1,300社を超える企業・事業所が集積しています。今回はその魅力を再認識し発信していくことを目的に、金沢区の協力のもと同区内に立地する4年制総合大学の本学と横浜市立大学がタッグを組み企業紹介冊子を制作することになりました。

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冊子のタイトルは「学生が取材に行く~企業の取材にいくので、怖い企業だと嫌だなと思ったら、働く人達は気さくで良い人が多く働きがいのある職場だったと気づいた件~」。温かみのあるオレンジ色に差し色となるピンクや黄色が特徴的な配色に、やや長めのタイトルが読み手を引き付けます。計10社の企業を両大学計36名の学生がグループごとに分かれて現地に赴き、現場見学やインタビューをはじめ、各ページの執筆や編集、見出しやサブタイトルの考案の全てを学生自らが担うことで、LINKAI横浜金沢の魅力を学生視点で率直に記されています。

プロジェクトに携わった学生に話を聞きました。

「リーダー座談会で、せっかく制作するのであれば、ありきたりなものにしたくないという意見が一致していたので、あえてタイトルは長めに設定しました。」と阿部真弓さん(修士課程2年)。阿部さんのグループがインタビューしたのは横浜プレシジョン株式会社。同社はめっきを用いた事業を展開し、宇宙や航空関連部品への貴金属めっきを取り扱っており、地上とは異なる環境下においても耐性を備えた部品作りを行っています。

「今回の冊子制作において学生目線がキーワードになっていたので、どのようにインタビューをしたら良いか事前準備が大変でした。ですが日頃の学会発表の際に、必ず研究室の強みを述べていることから、今回のインタビューにおきかえて企業の強みについて深く掘り下げようと方向性が固まり、当日は私たちの学びに通ずるめっきの技術の高さについてインタビューすることが出来ました。今回は、先生方を通して制作に動き出しましたが、これからは学生主体で他大学の学生と繋がるようなイベントを企画できたら」と振り返りました。

「はじめは冊子制作のイメージが全く湧きませんでしたが、グループのみんなが執筆した文章の校正や編集に苦労したので、実際に形になったものが手元に届き達成感で満ち溢れています」と笑顔で話すのは玉川瑛斗さん(先進機械コース4年)。玉川さんのグループがインタビューしたのは株式会社キュー・アイ。水中や管内、耐放射線テレビカメラやロボット等の開発・製造・販売を担い、官公庁や研究団体そして民間企業などに展開しています。

「インターンシップ等で質問し難い内容をあえてインタビュー内容に盛り込むことで、より学生目線の冊子になるように意識しました。どのような人材を求めているかという質問に対して、『自分の意見を素直に言う事が出来る人』という回答が自分の心に響き、就職活動で積極的に質問することができるようになりました。恥ずかしい気持ちを乗り越えて一歩踏み出せたような気がします。この取り組みを通して、もっと沢山の人と交流をしてみたいと感じました。まずは大学内からコツコツと初めていきたいですね」と語りました。

自ら手掛けた冊子が手元に届き、達成感とともに自信になったと二人は笑顔で話しました。

関東学院大学は今後も、地域活性や魅力発信などの地域や自治体の活動に積極的に協力していきます。

※学年は取材時のもの

友野研究室@横浜環境保全株式会社

堀田研究室@株式会社パーマケム・アジア

座談会の様子

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