3月下旬に東京理科大学野田キャンパスで開催された「日本化学会第103春季年会2023表彰式」で、理工学部の香西博明教授が、「2022年度化学普及活動功労者表彰」を受賞しました。
この賞は、毎年、化学の普及活動を草の根から支えている方々に対して、日本化学会から感謝と応援の気持ちを表すための表彰制度です。本会会員に限らず、さまざまな場所で意欲的に化学の普及活動を行っているすべての方々、各地で化学の実験教室やイベントの運営、事務局を続けてこられた方、学校関係の教職員や企業の方、職場を退職された方などが対象であり、日本化学会の各支部、化学教育ディビジョンおよび教育・普及部門から推薦、審議し選定された方に贈られます。2016~2017年に日本化学会会長を務めた山本 尚氏の提案のもと、2017年度に創設された制度であり、今回が6回目の表彰となります。
香西教授は、公益社団法人日本化学会が共催する「関東学院大学1日体験化学教室」において長年にわたり運営委員を務め、神奈川県の中高生に対する化学実験体験の普及活動に大きく貢献したことが高く評価され今回の受賞となりました。
香西教授は、「歴史を辿ると、1998年から日本化学会 夢・化学21 化学への招待を本学にて志村幸雄先生がスタートされ、香川詔士先生、武田俊哉先生と、バトンを渡され、毎年夏休みに本学の学生や教職員の方々には、色々とご協力をいただき、継続できたことが評価され、嬉しく感じています。そして、何よりもこの賞は、皆様と共に、受賞できたものと思っています。今後も参加者たちと共に十分楽しめる化学実験を実施し、化学の楽しさを感じて、その日をきっかけに、化学を専攻し、化学技術に関わる仕事で活躍してくれることを願いながら続けていきたい」などと喜びを語りました。
香西博明教授(右) 日本化学会より提供
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