4/26(水)、経営学部 岩崎ゼミナール4年生の5名が、京急電鉄「グリーンスローモビリティ(※1)」の試乗会に参加しました。現在、関内駅前では三井不動産株式会社を代表企業とした8社コンソーシアム(※2)による横浜市旧市庁舎街区活用事業が推進中であり、関内・関外地区にぎわい創出のための社会実験に取り組んでいます。この試乗会は、同事業を進めている京浜急行電鉄株式会社(K-biz 協賛企業)と経営学部 小山 嚴也教授との繋がりもあり、学生世代の意見を知りたいということで実現しました。
今回は「あなたの知らない横浜ツアー」と題し、関内キャンパスを出発し、日本大通り、馬車道、野毛といった関内周辺の地域を約40分間周遊しました。車内では、三井不動産株式会社 関内プロジェクト推進準備室の大原さんより、関内のまちの歴史や既存の建造物についてご紹介いただきました。
岡田巴那さん(経営学科4年)は、「新しい乗り物に乗れると聞いて、面白そうだなと思い参加しました。今日は雨でしたが、天気のいい日に乗るともっと気持ちよさそうです。地元が横浜なので、よく来たことがある場所もありましたが、小さいころに知っていたら、より地元に対する愛着が湧いたと思います」と初めて乗る新モビリティで地元を体感しました。
大原さんより、日本大通りの特徴についてご説明があり、村田惠美瑠さん(同学科4年)は「日本大通りのエリアは、そういう場所があるということは知っているけど、そこに何があるのかまでは知りませんでした。レンガ造りの建物に合うような道路にしたり、見通しをよくするような工夫がされていると知り、そういった景観を見に行くという楽しみ方もあるのかと感じました」と話しました。
髙橋咲希子さん(同学科4年)は「アルバイト先が関内なので、関内キャンパスができる前から定期的に来ることはあったのですが、街並みや歴史を意識して歩くことがなかったので、今までとは関内に対するイメージが変わりました」と意識することで見えてくるものが変わったといいます。
大内茉実さん(同学科4年)は「地方出身なので、横浜といえば横浜中華街やみなとみらいといった観光地の印象が強いです。観光する時は、失敗したくないという気持ちになってしまうので、こういうツアーで地元の人におすすめの場所を紹介してもらえると、知らないところにも行きやすくなると感じました」と今回のツアーで関内の新たな魅力を発見した様子でした。
藤川桜子さん(同学科4年)は「説明を聞いて、その土地の歴史やまちを知るということの大切さを感じました。就職先がホテル業界のため、今回学んだことは自分の就職先でも必要になってくることなので、今日は参加できてよかったです。この経験を生かしていきたいです」と意気込みました。
5人の学生は、試乗後のアンケートで、乗車して感じたことや利用する際の金額などについて回答しました。今回の内容は意外なことや面白い話が多く、自分も周りの人に話していきたいと振り返り、関内キャンパスでの学生生活が始まった中で、この試乗会に参加できたことはとても有意義な時間になりました。
関東学院大学は、今後も学生がキャンパス周辺の地域に関わる機会を提供していきます。
※1 グリーンスローモビリティとは…時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスで、その車両も含めた総称です。導入により、地域が抱える様々な交通の課題の解決や低炭素型交通の確立が期待されます。
横浜市旧市庁舎街区活用事業 街区全体イメージ
※2 8社コンソーシアム…三井不動産株式会社 鹿島建設株式会社 京浜急行電鉄株式会社 第一生命保険株式会社 株式会社竹中工務店 株式会社ディー・エヌ・エー 東急株式会社 星野リゾート
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