「第103回関東学生陸上競技対校選手権大会」にて、緒方快選手が3000m障害で準優勝を果たしました。

5/9～12に開催された「第103回関東学生陸上競技対校選手権大会」（関東インカレ）にて、陸上競技部が男子2部の部に出場しました。青山学院大学や駒澤大学、國學院大学、創価大学など強豪校が集うなか、緒方快選手（法学部3年）が3000m障害で準優勝を果たしました。

今大会では優勝を目指していたという緒方選手は「昨年は目標としていた入賞を達成できて嬉しい気持ちがあったのですが、今年は目標が果たせず悔しいという気持ちが大きいです」と振り返ります。優勝した選手は、地元が同じ熊本県で高校時代から知っているライバル関係にある選手。昨年も同大会で敗れてしまったことを踏まえ、特に意識してレースに臨んだといいます。「予選では身体の動きが思い通りではなかったのですが、しっかり走ることはできていました。レース展開の速かった決勝では先頭集団についていくことができ、余裕のあるプラン通りのレースでしたが、相手選手がラスト1周でペースを上げたときについていけず完敗でした」と優勝選手との力の差を感じた様子。

今回の結果には悔しさを滲ませる緒方選手ですが、本大会が3大会目となる今シーズンは初戦から徐々にタイムを伸ばし自己ベストを連続で更新。今回の決勝では予選より15秒04速い8分44秒88のタイムでさらに自己ベストを更新する結果となりました。その背景には、昨シーズンに右膝を故障したことが関係していると話し、「走れない期間が続き悶々とした気持ちもあったのですが、自分の身体を見直し、筋力トレーニングを徹底しました。右膝の故障も太腿の筋肉が減り体重を支えられなかったことが原因だったので、練習が終わった後もこれまで以上に筋力トレーニングを大事に取り組むようにしています。そのおかげか、昨シーズンよりも走りに安定感が増したと感じます」とトレーニングが結果として表れていることを実感した様子でした。

今後の目標として、「関東インカレに向けてスピードを上げることを中心にトレーニングを行ったので、これからは5000ｍや10000ｍで今以上に走力をつけて走れるようトレーニングを行っていきます。6月には学生個人選手権があるので、まずはそこで表彰台を目標に走りたいです」と話し、昨年の怪我で出場が叶わなかった9月に開催される全日本インカレを見据え、さらなる高みを目指していきたいと意気込みました。
今後も、陸上競技部の活躍にご期待ください。