経営学部1年の田中 琉空さんがフラダンスの国際大会Hula ʻOni Eに出場し、4位入賞しました。

経営学部1年の田中 琉空さんが、8月にハワイで開催されたフラダンスの国際大会Hula ʻOni Eに出場し、男性フラのカヒコ部門（古典フラ部門）の4位に入賞しました。本大会は、毎年3月に日本で開催されるHula ‘Oni E JAPANの優勝者が日本代表としての出場権を獲得することができ、今年で30回目の開催となります。カヒコは、踊りだけではなくハワイ語での詠唱が伴うため、ハワイ以外の出身者が入賞することは非常に難しいとされていましたが、田中さんは現地出身者以外で唯一の入賞を果たしました。

カヒコは、踊りの表現力や詠唱におけるハワイ語の正確性などによって評価・採点されます。田中さんは、16世紀頃オアフ島を統治していたとされる偉大な王「カクヒヘヴァ」を表した楽曲で踊り、抑揚のあるハワイ語での詠唱や力強く荘厳なパフォーマンス、王の威厳を思わせる表情などが高い評価を得ました。

田中さんは、小学1年生の頃から地元である茅ヶ崎市内のフラスタジオに通い、フラダンスやタヒチアンダンスの練習に励んできました。入賞した今の気持ちについて伺うと「初めての国際大会への挑戦で4位という結果を残すことができて、とても嬉しいです。今大会に限らず、国際大会の審査員はハワイ出身の方が圧倒的に多いため、カヒコで入賞するにはネイティブ・ハワイアンにより近いハワイ語を修得する必要があります。そのため、ハワイ語特有の子音の発声練習を強化するなど、ボイストレーニングを重ねて大会へ挑みました。フラダンスの本場ハワイで、その成果を発揮できてよかったです」と晴れやかな表情で語りました。今後の目標については、「ハワイ最大のフラダンス国際大会であるメリー・モナーク・フラフェスティバルに出場することです。この大会は、海外からの踊り手が出場できる人数に上限があるため、出場権を獲得できるよう他の国際大会で実績を積みたいです。また、今後はアウアナ部門（現代フラ部門）での国際大会出場にもチャレンジしていきたいです」と話しました。

田中さんの今後の活躍にぜひご注目ください。