社会学部の学生たちが、小学生を対象にしたクリスマス工作イベントを企画・開催しました。

社会学部の学生たちが企画した小学生対象のクリスマス工作イベントが、12月11日（水）に金沢八景キャンパスのフォーサイト21大会議室で開催されました。
このイベントは社会学部の専門科目「地域貢献活動演習」（担当：井田瑞江教授）を履修している8名の学生たちが、地域貢献活動を実体験することを目的に授業の一環で企画し、社会学部地域連携オフィス　コミュリエとの共催で開催しました。
イベントには、近隣の小学校や学童保育から小学生、幼児、保護者の方たち約30名が参加。色画用紙で作る飛び出すクリスマスカード、段ボールに毛糸を巻いて作るクリスマスツリー型のオーナメント、折り紙で作るクリスマスリースの工作にチャレンジしました。

小学生が作れそうな工作を選んで試作を行い、材料や作り方の説明書などの準備をして迎えたイベント当日、学生たちは3グループに分かれ、普段接することのない小学生を相手に作り方の説明をしたり、工作をサポートしたり、2時間のイベント中ずっと忙しそうにしていました。
時間をかけて作品の飾り付けをしている子、できあがった作品を手に嬉しそうにしている子、家族にプレゼントするためにもう1つ作品を作る子、それぞれに工作を楽しんでいる子ども達のにぎやかな声と笑顔が会場にあふれていました。

毛糸で作るオーナメントを担当した社会学部4年の佐々木康太さんは「常に1人で5～6人の対応をしていたので、『ちょっと待っててね』と待たせてしまう場面が多々ありました。一人一人への対応を疎かにしないように気を配りましたが、待たせてしまった子どもたちには申し訳ない気持ちでした。元気な子供たちに振り回されながらも、子どもたちのペースに合わせて接することができました。2時間のイベントはあっという間でした。準備は大変でしたが、たくさんの子供たちに楽しんでもらえて嬉しい限りです。」とイベントの感想を話しました。

社会学部では、学生たちが主体となって学ぶ実践型の科目が多数開講されています。「地域貢献活動演習」は2025年度から「フィールドワーク演習」に科目名と内容が変更され、新たな学びの機会を提供していきます。