大通り公園のリニューアルに向け、学生らが横浜市と意見交換を行いました。

2024年12月14日（土）、横浜・関内キャンパス前の大通り公園にて横浜市みどり環境局戦略企画課主催「大通り公園リニューアルワークショップ」が開催され、同キャンパスに通う本学の学生約10名が参加しました。本イベントは、公園等の公共事業計画など市内の環境行政を担うみどり環境局より、同園のリニューアルに際して若い使用者目線のアイディアをとお声がけいただき、開催に至りました。

同園のリニューアルは、横浜・関内キャンパスの前から横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅までのエリアについては実施事業者が決定しています。一方で、伊勢佐木長者町駅から阪東橋駅までのエリアについては四季折々の美しい花や緑を感じながら憩い、地域の催し物や散策を楽しむことができる公園を目指したリニューアルプランの検討を進めている段階です。そのためこの日は、みどり環境局職員の方のご案内のもと全長1.2㎞の園内を散策し、伊勢佐木長者町駅より西のエリアについてリニューアルに向けた提案を考案。その後、同キャンパスにて意見交換を行いました。

園内に外灯が少なく、木々が多いことから暗い印象を受けた参加学生は、周辺で火災が発生した際に木々には延焼を防ぐ役割があるという説明を受け”木々を活かしたイルミネーションスポット”を提案。他にも、園内に複数みられるブロンズ彫刻が希少な芸術作品であるという説明から、彫刻の脇にキャプションを設置してアート鑑賞を目的とした散策ができるようにするなど、既存の資源・資産を活用したアイディアが次々と飛び交いました。

参加した髙波 未来さん（法学部法学科3年）は、「みどり環境局の方が説明してくださった園内や周辺環境の情報をもとに、リニューアルプランを検討することで、以前より公園や関内のまちを身近に感じられるようになりました」とイベントを通じて修学キャンパス周辺のまちづくりへの関心が高まった様子。みどり環境局職員の方々は「若者の使用者目線で多くの提案を聞くことができてよかった」とイベントを振り返りました。

今後も、関東学院大学は横浜市みどり環境局と継続的な交流を図り、学生が大通り公園をはじめとした関内のまちへの学びを深める機会を創っていきます。