11月30日(土)に、「地域創生まじゅんプロジェクト(中区連携プロジェクト)」に参加する法学部の学生が、横浜をホームに活動を行うB3リーグ所属のプロバスケットボールチーム横浜エクセレンスと連携し「法学部MATCH DAY」として独自企画によるブースを出展するなど試合を盛り上げました。
法学部では、地域と学生が関わり合い地域課題の解決方法を探る「地域創生まじゅんプロジェクト」が2023年度にスタートしました。2年目となる今年度は「スポーツと多文化共生のまちづくり」を考えるプロジェクトとして、7月から活動が本格化。講義や地域のイベントなどへの参加を通し、地域とスポーツの関わりについて学んできました。事前講義では、横浜エクセレンスの桜井直哉代表取締役社長による特別講義「プロスポーツビジネスの世界(なぜプロスポーツは地域とのつながりを求めるのか)」も実施。地域にスポーツ選手を身近に見ることができ、足を運べる場があることの重要性などについて説明がありました。
そうして学んだことを踏まえ、プロジェクトの成果として学生がブースの出展を企画し、横浜エクセレンスの試合会場で来場者へ向けて展開する「法学部 MATCH DAY」が実現。試合当日は、子ども連れも多く来場することから、対象者を子どもと高校生以上に分けた2種類のブースを企画しました。子ども向けブースでは、ストラックアウト・サッカー、お菓子釣りゲームと型抜きコーナーを設け、来場者が体験できる内容にしました。学生たちは、横浜エクセレンスが企画するフリースローゲームと内容が被らないよう、あえてバスケットボール以外の競技で楽しんでもらえるものにしたといいます。
法学部地域創生学科1年の天野真桜さんは「どういった層を対象にブースを企画するかはみんなで話し合い、子ども向けブースでは、別のイベントでも好評だった型抜きも取り入れました。子どもたちが多く来場していることを実感しましたし、こうしたブースを通して身体を動かすことでよりバスケやスポーツ全般に親しみを持ってもらえたのではないかと思います」と話しました。
また、高校生以上を対象にしたブースでは「18歳で できる・できないクイズ」として5問の○×クイズを実施。2020年4月1日の法改正により18歳以上で単独でできることが増えたことは既に多くの方へ浸透していますが、その他には何ができて、何ができないかをクイズ形式で学ぶというものです。参加した来場者から「知らなかった~」と声があがる問いもあり、こうした機会がないと改めて知ることはなかったかもしれないと話しました。
試合開始前には、法学部出石稔学部長より挨拶もあり、本学と横浜エクセレンスの関係性や今回の企画の実施に至った経緯などを説明。今後も地域の活性化に向けて活動を行う横浜エクセレンスとともに、街の賑わい創出の一助となるよう様々なかたちで連携を図っていくための新たなスタートとなりました。
なお、12月25日(水)にはこれまでの活動を振り返り、最終報告会も実施予定です。今後の「地域創生まじゅんプロジェクト」の活動にご期待ください。
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