経済学部の学生を対象に株式会社大気社による特別講義を実施しました。

#経済学部 #就職活動 #企業紹介

1月30日(木)、株式会社大気社をお招きし、経済学部島澤 諭ゼミナール、豊田 奈穂ゼミナールの2年生、3年生を対象に特別講義を実施しました。

今回の特別講義は島澤教授の紹介により実現し、営業企画部の吉川和男様、鈴木涼様、人材開発部の石澤康平様の3名より、会社概要や事業紹介、就活時のポイントについてお話いただきました。

株式会社大気社は建設業界のなかでもサブ・コントラクターと呼ばれる業態に分類され、東証プライム市場上場企業。建設プロジェクトのなかでも建物の内側を整える専門工事を担っており、建物に命を吹き込む仕事とも言われ、同社は主に空調設備を手掛けています。ビルだけでなく、駅のコンコースや球場・スタジアムといった私たちの身近な建物のほか、空港や博物館、工場といった複雑な仕組みで高い技術が必要とされる施設の空調設備の設計・施工がメイン事業です。最近では、新規事業として植物工場事業(「ベジファクトリー」)にも取り組んでいるといいます。レタスなどの葉物野菜はこれまで、根元が湿って腐ってしまう、葉の上部が厚く育たない、といった課題があり国内栽培が難しいと言われていました。そこで、同社がもつ空調技術を生かし、完全人工光型・水耕栽培植物工場によって量産化に成功したというものです。

いずれの事業も、規模が大きな施設が対象となっているため、同社だけでなく様々な分野の企業が関わって一つの施設を作り上げているといった説明があり、学生たちはどの分野からアプローチして社会課題の解決を目指すのかを改めて考える機会となりました。

後半には就職活動を控えた学生たちへ向け、採用の流れやエントリーシートを作成するうえでのポイントなどを紹介いただきました。学生からは、「昨年の売上が前半よりも後半に上がった時期があるようですが、その要因はなんですか」「働き方改革を行っているという説明がありましたが、受注調整を行ったことで残業が減り変わったことはありますか」など鋭い視点での質疑がありました。学生たちは、上場企業が経済活動に与える影響を学び、自分がどのように企業や社会に貢献できるかを考える機会となった様子です。

関東学院大学は、今後も学生が将来の選択肢を広げる機会を提供していきます。

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