経営学部の福田ゼミナールが石川町商店街の活性化を目指しインタビュー調査を行うなど、継続的な取り組みを行っています。

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5月18日(日)、JR石川町駅周辺の商店街にて飲食店や物販店が多数出店する「第12回石川町裏フェス」が開催され、経営学部の福田 敦教授のゼミナールに所属する3年生13名が商店街の活性化を目指したインタビュー調査を行いました。福田ゼミナールは、2023年より石川町商店街協同組合と連携し、横浜・関内キャンパスからほど近く、下町情緒が色濃く残る石川町商店街をフィールドに活動しています。これまでには店舗紹介動画の制作やクリスマスイベントへの参画、月に1度開かれる同組合の会合への参加など顔の見える関係性を築いてきました。

今回はプロジェクトの代表を務める藤沢 将希さん(同学部3年)が、「石川町裏フェス」へのブース出店を商店街へ提案し、ゼミナールの参画が実現。当日はブースを拠点にポップコーンの販売とインタビュー調査を実施しました。学生一人ひとりが道行く人に声をかけて行うインタビュー調査だけでなく、全員で楽しく物販を行うブースという拠点があったほうが、インタビューへのモチベーションを保てるのではと考えた藤沢さん。そのねらい通り、物販を行いながら商店街を歩き回って率先してインタビューを行う様子が見られ、5時間で119名の方から回答が得られました。

質問項目は、石川町商店街の利用頻度や現状の評価、今後のまちづくりに期待することなど利用者のニーズや満足度を図る内容で、同組合と学生らが協議のうえ決定。空き店舗にほしい業種を問う質問の選択肢には、住宅街に隣接する地域特性を活かし、地元住民が飲食店のシェフを務める”日替わりシェフ”という学生らの提案も盛り込まれました。

調査を終えた近藤 楓果さん(同学部3年)は「”まちづくり”には話題性のある新しい試みが必要なのではと思っていましたが、日常的に商店街を利用する人から”今の商店街に愛着がある”という声を聞き、今あるまちの魅力を守り、発信することもまちづくりなのだと気付かされました。私たちが提案した”日替わりシェフ”を望む回答も多かったので、ゼミナールでも出店し、商店街を頻繁に利用する方に来てもらえるようなお店を目指したいです」と語りました。

関東学院大学は今後も、学生が地域の担い手と協働し、課題解決のために実社会で学ぶ機会を創出していきます。

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