教育学部が子どもたちにキャンパス内の絵本を貸し出す「にんにん文庫」を開催しています。

#学院内連携 #幼児教育 #保育観

教育学部こども発達学科が、六浦こども園の園児と保護者の方へ教育学部演習室の絵本を貸し出す「にんにん文庫」を週に1度開催しています。「にんにん文庫」は、教育学部の前身である人間環境学部人間発達学科から10年以上続く取り組みで、当時の学部・学科の頭文字からその名がつけられました。運営は有志の学生たちが担っており、季節に応じたおすすめの絵本の選書や貸し出し・返却時の事務作業などを通じて、保育の現場で必要となる物品の管理や活用を学んでいます。加えて、絵本を通じた子どもとのコミュニケーションは、1年次の秋学期から始まる実習へ向けた実践練習の場でもあります。

今学期5度目の開催となった6月18日(水)は、園児約10名が保護者とともに来校。この日は、佐藤 優衣さん(教育学部1年)が夏に向かう今の時期におすすめの絵本として、外遊びを題材にした仕掛け絵本を選書しました。学生たちは子どもたちに借りたい絵本を尋ねたり、はしゃぎ回る子どもには怪我をしないよう注意を促したりする様子が見られました。

2年次から幼児教育コース(保育コース)に進む予定の真田 有彩さん(同学部1年)は、「1年の春学期はまだ学外実習がないため、子どもと関わる機会をつくりたいと思い、運営スタッフを始めました。最初は、子どもや保護者の方にどんな声かけをしたらよいか分からず戸惑いましたが、回を重ねるうちに自然と会話ができるようになりました。また、最近は活発な子どもに注意が向き、ついほかの子どもよりも多く話しかけていることに気づきました。どの子どもに対しても同じように目を配れるようになるのが今後の目標です」と語りました。

関東学院大学は今後も、社会から必要とされる保育者を養成するため、初年次から一人ひとりの保育観を育む取り組みを行っていきます。

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