東京工科大学主催の研究会で工学研究科2年の景 暁峰さんが優秀ポスター発表を受賞

#濵上研究室 #光触媒 #ゼオライト #環境浄化 #PFAS問題

11月15日(土)、東京工科大学で開催された同大学主催の「第7回サステイナブル工学研究会」におけるポスター発表で、濵上研究室所属の景 暁峰さん(工学研究科博士前期課程2年)が優秀ポスター発表賞を受賞しました。今回のポスター発表では17件の発表があり、審査の結果、景さんを含む上位3件に同賞が贈られました。

題目:Challenges to PFAS Issues through Sustainable Processes and Materials(サステナブルプロセスとマテリアルによるPFAS問題への挑戦)

研究概要

フライパンのテフロン加工などに広く使用される有機フッ素化合物(PFAS)は、自然界での分解が極めて難しく、人体に蓄積する危険性をはらんでいます。本研究では、このような化学物質の分解を目指し、”ゼオライト由来の新たな光触媒”を開発。実用化を見据え、不純物が含まれた水道水中で有機色素の分解性能を検証し、水質と分解の速さの関係性を明らかにしました。開発した光触媒は、従来必要とされていた高温での処理が不要なうえに、太陽光のもとで使用できるため、簡便かつ環境にやさしい材料といえます。

濵上 寿一指導教授 (写真左)、景 暁峰さん(右)

景 暁峰さんコメント

来年は博士後期課程へ進学し、研究を続けたいと考えています。今後の研究では、ゼオライトに金属イオンを投入し、触媒機能の向上を目指します。在学中に少しでも社会実装の実現に貢献できるよう頑張りたいと思います。

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