脱スーツを提案!法学部の学生が県議会議員と意見交換会を実施。

#開かれた議会づくり検討小委員会 #地方議会 #民主主義 #国民主権 #住民自治

11月28日(金)、神奈川県庁にて法学部の学生10名が県議会議員15名と「地方議会を身近に感じるには何が必要か」というテーマで意見交換を行いました。法学部は、若者の投票率の低下や議員のなり手不足といった地方議会が直面する課題の解決に向けて、昨年から意見交換会を開催しています。今年は、神奈川大学法学部の学生らも参加し、両大学の教員がグループワークのファシリテーター、本学の木村 乃教授が全体のコーディネーターを務めました。

事前に議会制度や民主主義について復習したうえで参加した学生たちは、グループワーク開始直後から主体的に議論を展開。国民主権や住民自治といった政治的な概念に対する考えや、地方議会・議員に対してもつイメージなどについて意見を交わしました。どのグループも、議員からは「政策立案のために県民と対話したい」、「気軽に相談してほしい」といった思いが聞かれた一方で、学生からは「議員はかしこまった印象がある」、「民主主義に参加している実感がない」といった声が多く、両者の間にギャップがあることが分かりました。

各グループの最終発表では、まずは県民と議員がお互いの人となりを知る場を設けてはというアイディアや、スーツではなく普段の服装で県民と対話してはどうかなど、議員や議会に対するかしこまったイメージを払拭する提案がなされました。

終了後も、日頃の公務について親しげに議員に質問する様子が見られ、まさに胸襟を開いた議論によって学生たちが議会や議員一人ひとりを身近に感じられるようになったことが伺えました。関東学院大学は今後も、神奈川県議会と連携し、県議会議員との対話による実践的な学びを推進していきます。

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