経営学部渋瀬ゼミナールの学生がメディアについて考えるワークショップを行いました。

#マーケティング #消費者行動 #若者 #メディア #SNS #テレビ

11月14日、28日の2日間、経営学部 渋瀬雅彦准教授のゼミナールで、NHK放送文化研究所(以下NHK)の方々と株式会社インテージとともに、若者のメディアに対する向き合い方について意見交換を行うワークショップを行いました。近年、スマートフォンやSNS、ネット動画に代表されるようにメディア接触の多様化が注目されています。このワークショップでは、若者の多様なメディア接触の現状を理解し、今後のテレビコンテンツの在り方について考えるべく、マーケテイングや消費者行動を専門に学ぶ渋瀬ゼミ2年生との意見交換を目的に開催されました。

ワークショップ初回では、学生とNHKの方々で4グループに分かれ「学生の1日の生活とメディア接触」を振り返りながら意見交換が行われました。若者の1日の生活の中で、テレビやSNS、ネット動画などの多様なコンテンツがどのように利用されているのか利用状況を確認したうえで、「生活におけるメディア全般の価値」について考察を行いました。続く2回目には、「若者の生活におけるテレビコンテンツの課題」をテーマに、日常にテレビが入る「すきま」はあるのか検討が進められました。若者にとってSNSやネットがメインとなるようなメディア接触が多い中で、テレビコンテンツがどのような役割を担っていけるのかについて可能性を探りました。両日ともに、ワークショップ最後に行われた各グループの学生による発表では、「SNSでの投稿がきっかけに友だちとの会話のネタになり、テレビコンテンツ自体を見る機会に繋がるのでは」といった意見がありました。

2日間のワークショップを通し、学生からは「自分たちが使用するメディアについて共通点や相違点を洗い出し、新たなメディア接触の可能性についてグループで意見交換したことで、課題に対する解決策を見つけることの難しさを実感しました。また、実際に取り組む場合は、経営学の講義で学んだ4P分析(Product:製品、Price:価格、Place:流通、Promotion:プロモーション)などの手法が結びついていくのだと感じました」などの感想がありました。

関東学院大学は、今後も学生たちが身近な課題に触れながら、解決策を模索する教育プログラムを展開していきます。

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