12月16日(火)、経済学部 青柳健隆教授の「ワーク&ライフ・バランス論」において、特定非営利活動法人manmaの代表理事・越智未空氏を中心としたゲストスピーカーを迎え、ライフデザインをテーマに特別講演が行われました。今回は横浜市金沢区主催のもと、金沢区長・副区長をはじめ、横浜市こども青少年局の職員も参加し、キャリアと結婚・子育てを含む人生設計について考える機会となりました。
越智 未空氏
講演の冒頭で越智氏は、自身の経験を交えながら「ライフデザインとは、仕事だけでなく、家庭や社会との関わりを含めて、自分の人生をどう設計していくかを考えること」と説明。経済や社会情勢、家族の形が大きく変化する現代において、親世代と同じ人生モデルが必ずしも当てはまらないことを示し、学生たちに対して「10年後という長期的な視点で自分の生き方を考えてほしい」と呼びかけました。また授業で学ぶ理論と、現実の人生選択を結び付けて考える重要性も示されました。
講演では一方的なレクチャーにとどまらず、学生が自ら考え、言葉にするワークを重視。将来に対する不安や迷いを書き出す「モヤモヤワーク」や、仕事・愛・学習・余暇の4つの視点から3年後、5年後、10年後の自分を描くライフデザインワークを通じて、学生たちは自身の価値観と向き合いました。就職活動だけでは見えにくい、その先の人生を考えることで、ワークとライフを切り離さずに捉える姿勢が促され、教室内では活発な意見交換も見られました。
ゲストトークでは、異なるキャリアを歩んできて結ばれた2人の登壇者が、自身の選択や葛藤について率直に語りました。転職や結婚、出産・子育てといったライフイベントを通じて価値観がどう変化したのか、仕事と家庭をどのように両立しているのかなど、教科書では学べないリアルな経験談に学生たちは熱心に耳を傾けていました。質疑応答では、将来への不安や選択に対する迷いが次々とあがり、登壇者たちは学生に「自分の価値観を大切にすること」、「変化を恐れずに選択すること」など、様々なアドバイスを行いました。
本講演は、学生が早い段階から自分の価値観を軸に人生を考え、変化の多い社会を主体的に生きるための重要な学びの場となりました。また、参加した金沢区の職員からは、結婚・出産・子育て・介護といったライフイベントに寄り添う横浜市や金沢区の支援制度について紹介があり、人生設計を社会全体で支える視点について解説。学生たちが、自身の将来と地域社会との関わりもイメージする機会となりました。
今後も関東学院大学では、社会と連携しながら、学生一人ひとりが自分らしいキャリアとライフを描くための教育を推進していきます。
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