栄養学部10周年記念式典 ―社会の最前線で活躍する卒業生を招き、講演会を開催―

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2月7日(土)、横浜・金沢八景キャンパスにて栄養学部創立10周年記念式典を執り行いました。

本式典は、学部開設10年の歩みを振り返るとともに、超少子高齢化社会を迎える中で、今後求められる管理栄養士の役割や社会的意義を共有することを目的に開催しました。医療機関や学校、民間企業で活躍する卒業生8名がゲストとして登壇したほか、来賓として神奈川県栄養士会会長の西宮 弘之氏が来校。会場には、卒業生をはじめ日頃から在学生の臨地実習にご協力いただいている医療機関・学校関係者など約150名が来場しました。

卒業生による特別講演 

東京都健康長寿医療センター研究所より本川 佳子氏をお招きし、フレイルと栄養の関係性をテーマに講演いただきました。本川氏は同研究所にて、歯科医師などと連携し、健康長寿を実現するための栄養ケアについて研究しています。

”フレイル”とは、介護を必要とする前段階の心身の機能が低下しつつある状態を指します。実に日本の高齢者の約半数がフレイルおよびその予備軍であり、大きな原因の一つが”低栄養”だと言います。これは口腔機能の低下と深く関係しており、嚙む力が弱い高齢者ほど、一定の咀嚼力が必要とされるイモや緑黄色野菜、肉などの摂取量が少なく、必要な栄養素が不足していることが示されています。本川氏は「超少子高齢化社会を迎えた今、管理栄養士はさまざまな職種と連携した研究や実践が不可欠である」と締めくくりました。

活躍する卒業生による
シンポジウム

式典後半のシンポジウムには、横浜市青葉区の認定栄養ケアステーション「BALENA」の運営を担う金子 隼士氏や栄養教諭として市内の小学校に勤める新夕 良子氏らが登壇。「BALENA」でフレイル予防を目的とした”栄養コンセプトカフェ”を運営するなど、独自の取り組みを展開する金子氏は「美味しいカフェメニューを入り口に、食生活の改善にあまり関心のなかった方々にアプローチし、栄養相談へとつなげていきたい。管理栄養士の専門知識を社会に還元するには、マーケティングの視点も求められるのでは」と語りました。新夕氏は「高齢化社会の大きな課題である生活習慣病を減らすには、幼少期の食育が効果的だと考えている。給食を通した食育によって課題解決を目指したい」と語るなど、それぞれの現場での経験から管理栄養士が果たすべき役割と社会への貢献の在り方が共有されました。

*この式典は栄養学部が主催し、エバラ食品工業株式会社、大塚食品株式会社、株式会社ミツワライス、トーニチ株式会社、マルサンアイ株式会社、森永乳業クリニコ株式会社、渡辺商事株式会社、関東学院大学人間環境学会の協賛を得て開催しました。

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