建築・環境学部の川村 彩良さんが、「第37回 JIA神奈川 卒業設計コンクール」にて金賞を受賞

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2月23日(月)、横浜市庁舎にて「第37回 JIA神奈川 卒業設計コンクール」が開催され、建築・環境学部4年の川村 彩良さんが金賞を受賞しました。

このコンクールは、建築を学ぶ学生の卒業後の活躍を後押しするため、複数の建築家が卒業設計の公開審査を行うもので、公益財団法人日本建築協会が主催しています。今年は、8つの大学・専門学校から選抜された25名がエントリー。関東学院大学からは同学部にて選抜された3名が参加し、川村さんが唯一ポスターセッションによる1次審査を通過しました。2次審査のプレゼンテーションの結果、鑑賞者の多様な考察を誘発する豊かな表現力が高く評価され、川村さんの作品は見事金賞に輝きました。

受賞作品「羊の眠る淵」

私たちは、目に見えるものやこれまでの経験から世界を認識しており、見えないものや訪れたことのない場所は想像で補うほかありません。本作は、こうした想像に頼らざるをえない暗闇の領域を「淵」と定義し、普段私たちが認識している世界の不完全さを浮き彫りにすることを主題としています。このテーマは、川村さんが幼いころから親しんでいた『星の王子さま』の、見る者の認識によって姿を変える「象を飲み込んだウワバミ」の物語からも着想を得ています。

本作の計画地は、東京都の水資源を支える多摩湖の湖上。日々の貯水量の変化によって、住宅の一部が見え隠れし、いま目に見えているものが世界のすべてではないということを建物自体で体現しています。室内には行く手を阻む大きな球状の照明がある空間や、曲がりくねった廊下など、「この先に何があるのか」と想像をかき立てられる仕掛けが散りばめられ、認識の不完全さと対峙する設計がなされています。

川村さんは制作過程について、「作品の着想を得た『星の王子さま』を読み返し、友人との対話を通して深めた考えを設計に落とし込みました。金賞という結果には驚きましたが、友人や先生方とのたくさんの対話からこの作品が生まれたので、心から感謝しています」と語りました。

受賞作品は、明後日3月11日(水)~16日(月)まで横浜赤レンガ倉庫にて開催する建築展でご覧いただけます。

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