人間共生学部共生デザイン学科の学生が第22回ACジャパン広告学生賞の新聞広告部門で奨励賞を受賞しました。

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受賞作品:周りが見えない「通せん菩薩」

人間共生学部共生デザイン学科4年の山崎 友揮さんが、公益社団法人ACジャパン主催「第22回ACジャパン広告学生賞」新聞広告部門において、奨励賞を受賞しました。ACジャパン広告学生賞は、環境問題をはじめとする公共的なテーマを扱った広告作品を募集・表彰するもので、公共広告への理解を深め、社会に関わる「公」の意識を育むことを目的に開催されています。今回、同部門には791作品の応募があり、24作品が奨励賞に選ばれました。同学科からの受賞は前回に続き2年連続となります。

受賞作品のタイトルは「周りが見えない『通せん菩薩』」。スマートフォンの操作や会話に夢中で視野が狭くなっている歩行者を菩薩像に見立て、ユーモアと社会的視点を交えて表現した公共広告で、デザイン表現の授業の一環として制作されました。映像やCG制作を得意とする山崎さんにとって新聞広告への挑戦は初めてでしたが、授業での学びが制作の基盤となりました。また、過去に履修したグラフィックデザインの演習科目でデザインの根拠を言語化することの重要性を学んだことから、歩行者を菩薩像で表現する理由を徹底的に考えたといいます。

テーマに選んだ「歩道の使い方」は、日常生活で感じていた歩行マナーへの違和感が出発点でした。前方の歩行者の歩きスマホによって進路が妨げられ、追い越せずに困惑することが多く、問題意識が芽生えたと語ります。「“通せん菩薩”は、語呂の良さに加え、菩薩像の半眼による物理的な視野の狭さと動かない佇まいを、周囲が見えておらず歩道をふさいでしまう歩行者の姿に重ねて制作しました。手書きタッチで柔らかさを出しつつ、4体の菩薩像が歩道を占拠する構図でインパクトを強調しました」と話し、広告としての“伝わる力”を意識した工夫が光ります。

最も苦労したのは、作品の方向性を決めるコンセプトづくりだったといいます。行き詰まった際には、過去の受賞作品を研究し、先生や家族、友人にアドバイスを求めるなど、他者の視点を積極的に取り入れながら制作を進めました。受賞を知ったときは「予想外の結果に驚いたが、努力が報われたことが嬉しかった」と笑顔で振り返りました。

山崎さんは現在、ゲーム業界のモデラーを志望し、ポートフォリオ制作に取り組んでいます。一般企業への就職も視野に入れつつ、今回の経験で得た「道筋を立てて表現する力」を今後のキャリアに活かしたいと話します。

関東学院大学は、これからも社会課題の解決に向けて、学生が主体的に取り組む授業を展開していきます。

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