京急百貨店・ウィング上大岡にて、企画展「横浜スカーフ物語」が開催されました。

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5月21日~6月10日に、京急百貨店・ウィング上大岡にて、企画展「横浜スカーフ物語」が開催されました。
「横浜スカーフ物語」では、横浜スカーフの歴史や本学が所蔵する約1,200点のスカーフデザイン画の中から選ばれたデザインを展示。また、横浜市歴史博物館の協力により、同館が所蔵する約11万点の横浜輸出スカーフ資料の中から、貴重なスカーフも特別展示され、横浜スカーフの魅力を発信しました。京急百貨店が位置する上大岡駅近くを流れる大岡川沿いが、かつて横浜スカーフの捺染工場で栄えていた歴史的背景を踏まえ、京急百貨店が今年で開店30周年を迎えることを記念して開催されたイベントです。

1859年の横浜開港以降、生糸が最大の輸出品目となる一方で、次第に絹製品輸出も盛んになりました。そうした流れの中で、横浜の経済と繊維業界の発展の礎を築いたのが「横浜スカーフ」でした。そこに着目して研究を続けてきた本学の「KGU横浜スカーフ研究プロジェクト」と、昨年スカーフのデザイン画を整理し、データベース化を進めた経営学部の「K-biz横浜スカーフプロジェクト」との連携による研究成果が京急百貨店の趣旨と一致し、本企画の実現に至りました。

5月24日(日)には、本学の横浜スカーフに関するこれまでの取り組みを伝えるべくトークイベントが開催されました。関東学院大学小山 嚴也学長がファシリテーターとなり、「K-biz横浜スカーフプロジェクト」に参加した安齊日和さん、亀山奈々さん(経営学部小山ゼミナール卒業生)2名と、昨年、横浜スカーフのデザイン画を基に、本学が取り組む「乾杯プロジェクト」の一環で「KGUシュメール」「KGUエール」のラベルデザインを行った人間共生学部共生デザイン学科の小林 和彦ゼミナール4年の北井慶斗さん、千手涼太郎さん、山崎友揮さんの3名が、それぞれどのようにプロジェクトに関わったかを紹介しながらトークを繰り広げました。

1,200点以上もののデザイン画を撮影し、柄や年代で分類分けを行った苦労を振り返った亀山さんは、「花柄などの植物模様が多い中でも、バラのデザインが1番多くありました。横浜市の花に定められていることからも開港の歴史が伺えました」と話しました。また、データベース化されたデザイン画と、事前情報として共有されていたビールのイメージをもとに、デザインを考えたという小林ゼミの3名。山崎さんは2種類のビールにデザインが採用されており、「異なるテイストのビールということで、飲むシーンや手に取るターゲットを想定したデザインにしました」と話します。「ビール瓶の蓋をイメージしたデザインとしました。ネットで売れ筋商品を調査し、自分なりに色合いなどを調整しています」と話すのは北井さん。千手さんは「普段ビールを飲まない若い人にも目に留めてもらえるようなデザインにしたかったのでスタイリッシュに仕上げました」と話し、実際に自分たちがデザインに使用したスカーフのデザイン画の現物を持って、それぞれのこだわりを紹介しました。デザイン画を手に取るのはイベント当日が初めてとのことで、新たなインスピレーションも湧いてきた様子でした。

北井慶斗さん

千手涼太郎さん

山崎友揮さん

シルクスカーフが元々好きで偶然通りかかったという来場者の参加や、トークイベント後はより多くの方がデザイン画のパネル展示の前で足を止める姿が見受けられ、横浜スカーフの歴史と魅力を広く知ってもらう機会となりました。今回企画を担当した京急百貨店 広報・CSR部の柳川 洋平氏(本学経済学部卒業)は「京急百貨店が上大岡のまちとともに歩んできた歴史や、この地域に根付いてきた想いを、横浜スカーフを通して発信できることは大変意義深いことだと感じています。この展示をきっかけに、地域の皆さまにより一層上大岡への愛着を深めていただき、あわせて横浜スカーフにも親しみを持っていただけましたら嬉しく思います」と同社が横浜スカーフの魅力を伝える意義を語りました。

今後も、関東学院大学は横浜の地場産業である横浜スカーフの歴史を大切に、さらなる活用方法を検討していきます。

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