人間共生学部コミュニケーション学科でコミュニケーション・プロジェクト7を履修する学生たちが、5日間のカンボジア実地研修を経て活動報告会を実施しました。この研修の目的は、カンボジアでのボランティア活動を通してSDGsの実現を目指してできることは何かを考えることと設定されています。
学生たちは、4月27日~5月3日の7日間(現地滞在5日間)でカンボジアへ実地研修に参加。カンボジアの歴史を知るべく、拷問のために使われた収容所であるトゥールスレン虐殺博物館と処刑場の跡地であるキリング・フィールドの見学を行い、今もなお残る数々の遺物を前に、政治により行われた大量虐殺という歴史の現場に触れました。また、地方にある2つの学校を訪問し、ボランティア活動として教室の内壁と校舎の外壁の修復や、学生の提案で書道や折り紙の文化交流を行いました。さらに、プノンペン市内では孤児院を訪れ、伝統舞踊や伝統音楽の継承活動を体験するなど、現地の方々とのコミュニケーションを図りました。
7月6日には、現地へ行って終わりではなく、自分たちにできることを提言として残すため、学生が作成した発表資料や動画などを一般の方へ発信するため活動報告会を開催しました。学生たちはSDGsを踏まえて「平和の尊さ」「国際協力の大切さ」「夢や未来を諦めない強さ」という3つのテーマを設定し発表しました。現地では、かつてカンボジアで発生した残虐な事件について、文献からだけでは知りえない当時の状況を目の当たりにし、想像を超える出来事にショックを受けたという学生たち。人と社会のつながりの大切さや、いかに当たり前の生活を過ごすための環境が大事かを考えなおす機会となったと振り返ります。
報告会は一般参加者に加え、以前にオープンキャンパスで開催を知った高校生や、学内でチラシを見て参加したという他学部の学生の参加もありました。学生が肌身に触れて感じたことを伝える様子から「現地で交流することでしか得られない学びがあると刺激を受けました」などの声が聞かれました。
7月8月に開催されたオープンキャンパスでは、プロジェクト科目の紹介として、活動内容をまとめたパネルを用いて、実際に参加した学生が来場者へ体験談を伝えました。
今後も人間共生学部では、プロジェクト科目を通し学生たちが社会の課題を知るだけでなく、発信に向けた取り組みを行なってまいります。
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