7月11日(土)・12日(日)に、六本木ヒルズアリーナで開催された「いわて推しフェスタ」において、法学部地域創生学科「地域実践演習3」を履修する学生たちが、防災に関するワークショップを実施しました。この取り組みは、2019年から本学と連携協力協定を締結している岩手県からの依頼を受けて実現したものです。学生たちは、岩手県を防災教育のメッカとして発信するためのプロモーション活動の提案をまとめることを目的とした授業の一環として、企画・運営しました。
ワークショップでは防災意識の促進を目的として、「防災・防主(ぼうず)めくり」という名前のカードゲームを活用しました。このゲームは、東日本大震災の語り部活動や防災啓発に取り組む岩手県立釜石高等学校の生徒グループ「夢団」が開発したオリジナルの防災ゲームです。札に書かれた防災の知恵や震災の教訓に関する問題に正解すると、その札を獲得できるルールで、伝統的な百人一首の絵札を使った「坊主めくり」の遊び方を取り入れています。この日に向けて学生たちは、夢団OBや鎌倉市で防災普及活動を行っている学生団体「玄海」等の指導のもと、ゲームの遊び方や防災知識について事前に学習しました。来場者に積極的に声をかけ参加者を募り、ゲームを通じて防災知識を披露するとともに、参加者の回答に関連した補足説明を行うなど、防災への理解と意識の向上に努めました。
ゲームに参加した方からは、「防災について知らなかったこともありましたが、学生が詳しく説明してくれたので分かりやすかったです。改めて防災に関する意識が芽生えました」と感想がありました。
また、学生たちは同講義で現地視察を行う予定の釜石市に関するアンケート調査も実施しました。関東地方在住者が釜石市にどのような印象を持っていて、どういったグルメや観光資源に関心を寄せているのかを把握するため、「グルメを活かした新しい観光」「防災意識」「防災への備えと東日本大震災被災地・釜石市の観光」の3つのテーマを設定しました。学生たちは、来場者に調査の目的や趣旨を説明しながら協力を求め、今回収集したデータをもとに分析を行い、現地視察の活動計画や提案の作成に活用します。
学生は「参加者と交流しながら、これまで学んできた防災の知識を伝えることができ、やりがいを感じました。アンケート調査は、調査の目的や意義を分かりやすく伝えなければ回答に結びつかないことを実感しました。今回の経験を通じて得た学びを今後の学習に生かし、地域社会に貢献できる力をさらに高めていきたいです」と振り返りました。
今後も関東学院大学は、学生が社会と積極的に関わりながら学びを深め、その成果を社会に還元できるよう、さまざまな社会連携教育を推進してまいります。
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