9月19日(土)、2026年度関東学院大学春学期卒業式・学位授与式を、横浜・金沢八景キャンパスのベンネットホールで挙行しました。
2026年度春学期は、学部68名、大学院3名の計71名が卒業・修了資格を取得。式典は、パイプオルガンによる前奏、讃美歌、聖書朗読、祈祷に続いて学位記授与が行われ、小山嚴也学長から卒業生・修了生へ式辞が贈られました。
小山学長は式辞の中で、大学を「社会からちょっとズレている存在」と表現し、社会の流れから一歩引いて物事を俯瞰することが、新たな発見やイノベーションにつながると語りました。また、「働くとは、傍を楽にすること」と述べ、異なる背景を持つ人々と協力しながら社会の課題解決に取り組むことの大切さを伝えました。そして、関東学院大学での学びを手がかりにイノベーションを生み出し、校訓「人になれ 奉仕せよ」を体現する人へ成長してほしいと、卒業生・修了生のこれからにエールを送りました。
卒業生・修了生の皆さん、この度は誠におめでとうございます。関東学院大学での学びや出会いを糧に、それぞれの場所で活躍されることを期待しています。
小山嚴也学長 式辞(全文)
卒業生、修了生の皆さん、ご卒業・ご修了おめでとうございます。また、この晴れの日を心待ちにしてこられたご家族、関係者の皆様にも、心からお祝いを申し上げます。そして、本学に対するこれまでの厚いご支援に対し、心より御礼申し上げます。
さて、ほとんどの皆さんには、日々の仕事に追われる生活が待っているかと思います。ある意味で ノンビリしていた大学生活とは180度異なる環境に置かれることになるでしょう。大学生活、いろいろあったかとは思いますが、でも、振り返ってみると、関東学院大学でよかったですよね。
私は、大学は社会からちょっとズレている存在だと思っています。社会の人々と同じような見方、考え方をもつのではなく、そうした流れから少し外れたところで俯瞰しているような、そんな場なのではないのかと。人々と同じ見方、考え方をしていては、発明や発見、新たな知見は生まれません。時間的にも空間的にも一歩引いて物事を見ることでイノベーションは生まれます。大学はそのようにしてイノベーションを生み出す場であり、そのような存在だと思うのです。
社会に出れば時間的にも経済的にも追われる毎日が続き、ちょっとずれたところから物事を眺める余裕はなくなります。そしてそれが日常になります。たまに、この大学時代の空気感を思い出し、ちょっとズレたところ、ちょっと引いたところから仕事や生活を眺めてみてください。何か発見があるかもしれません。
働くとは、傍を楽にすること。すなわち、異なる背景を持つ人たちと協力しながら社会にある様々な課題を解決し、自分の周りにいる人たちを楽にすることに他なりません。課題解決のためにはイノベーションが必要です。ぜひこの大学で学んだことを手がかりにして、課題解決のためにイノベーションを生みだしていってください。そして、「人になれ 奉仕せよ」を体現するような、そんな人に成長していって欲しいと思います。
改めて、皆さん、卒業、修了おめでとう。またいつか成長した皆さんにここでお会いできることを楽しみにしています。
2026年9月19日
関東学院大学
学長 小山嚴也
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