数学教員を志す理工学部数理・物理コース3年で中和研究室所属の榎薗 昴晄さん、吉田 ありあさんが、先月9月に1週間タイに滞在し、ピッサヌローク州ナレセアン大学附属小学校とスコータイ州バーンナートンチャン校の6年生に、算数ゲームを通じた交流会を企画・開催しました。算数教育を通じたタイと日本の国際交流を目的とするこの取り組みは、多文化交流の活性化を目指すKGU Global Initiative Project*の採択を受けており、今年で3年目を迎えます。
学生たちは、日本から持参したオリジナル教材「お買い物ゲーム」と「立体図形タワーゲーム」を通して、タイの子どもたちと交流しました。「お買い物ゲーム」は、指定されたおつりの金額になるように、商品をリストから選び、お札をイメージしたカードで支払いをするゲーム。これには残額を考えて計算する、逆算の能力を養うねらいがあり、子どもたちはおつりの金額に合う商品の組み合わせを夢中になって探していました。「立体図形タワーゲーム」は、図形の展開図をもとに用紙を切り貼りして立体を作成し、制限時間内でいかに高く積み上げられるかを競います。子どもたちの集中力を持続させるために高さを競い合うルールを設けた効果は抜群で、熱中してゲームに取り組む様子がみられました。
交流会を振り返り、吉田さんは「学習者中心の授業への転換が進められているタイの教育現場では、私たちが実施した体験的な算数の活動は、子どもたちにとって新鮮だったようです。喜んでもらえて、とても嬉しかったです」と話しました。榎薗さんは「現地では、言語や文化の違いに気負うことなく、気づけば自分から子どもたちに話しかけていました。国籍や文化的な背景にかかわらず、どんな子どもにも自分から関わっていく教員を目指したいです」と晴れやかな表情で話しました。
学生たちは、今回参加してくれた子どもたちと冬にもオンラインでの交流会を予定しています。
*KGU Global Initiative Project:国際交流・多文化交流の更なる活性化のために、関東学院大学の学生を中心としたグループが主導し、学生ならではの視点や発想で企画・立案したプロジェクトで、国際センターが活動をサポートしています。
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