経営学部

学部長からのメッセージ


経営学部 学部長
教授 小山 嚴也
経営学は、企業を中心とした組織のさまざまな活動について考察する学問です。経営という言葉を聞いて、会社経営の仕方についての学びだという勘違いを見聞きすることもありますが、実際はその組織を構成する個々のメンバーの活動や行動を対象にした学問です。つまり、経営学は私たちに身近なビジネスパーソンの仕事を科学する学問であると言えるのです。
経営学では、現場の課題を抽象化・パターン化することで、理論を構築していきます。理論をベースにした実践が大切ですが、そもそも経営の現場を経験したことのない学生たちにとって、理論を理解することはもちろん、それを生かすことも難しいのです。ですから、関東学院大学の経営学部では「まず、やってみる」学びを大切にしています。
「まず、やってみる」ことで、多くの学生たちは「できない」あるいは「学びが足りない」ということに気がつくでしょう。その気づきを持って教室で理論を学修し、もう一度現場で「やってみる」ことが大切です。この往復運動でこそ、学生たちはその力を伸ばしいくことができるのです。社会に出てからも同じはずです。挑戦した仕事をさらにブラッシュアップするために、多くのビジネスパーソンは学ぶことを厭いません。この経営学部で学んだ人たちは、卒業後にも私たち教員に相談してもらってもいいのです。
私たちは、学生たちが実践的にチャレンジする場の充実に努めています。ここで学ぶ人たちには、そうした場に半歩で構いませんから勇気を出して踏み出してほしいのです。現場に出れば、同質的な人同士ではなくさまざまな人に出会うでしょう。そこでは、ぶつかり合いも発生します。そうした経験を通じて、経営学の学びのみならず、人間力も身につくはずです。半歩踏み出せば、新たな世界へとつながる扉も開くのです。その異質な世界で身につけた力を、自分のためだけではなく、職場の仲間や周囲の人の幸せのためにも惜しみなく注げる人に成長してほしいと願っています。
 
学科
 
3つのポリシー
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    1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
    経営学部は、キリスト教に基づく建学の精神と校訓「人になれ 奉仕せよ」に共感し、経営学に興味・関心を持ち、下記の能力を備えた多様な学生を、各種選抜方法を通して受け入れます。

    ●高等学校で履修する国語、外国語及び地理歴史・公民・数学などの各教科・科目について、教科書レベルの基礎的な知識を有している。
    ●高等学校における外国語、簿記、情報などの専門学科に特有の知識や技術を有している。
    ●自分の考えを的確に表現し、伝えられる日本語力を有している。
    ●物事を柔軟にとらえて論理的に考察することができる。
    ●経済社会の諸問題に関心を持ち、その解決に貢献する意欲がある。
    ●組織や地域社会のメンバーとして、その発展に専門的な知識や技術を生かして貢献する意欲がある。
    ●他者と積極的にかかわり、効果的なコミュニケーションを通じて相互理解に努めようとする態度を有している。
     
    2.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
    経営学部経営学科は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、次に掲げる方針に基づき、教育課程を編成・実施する。
    なお、本方針は、諸科学の進展や社会の変化、本学に対する社会の要請等を踏まえて、常に内容に改善・改良を加え、教育課程並びに教育指導体制の充実に努める。また、各授業科目は、公開授業制度や授業改善アンケートなどのFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動によって、不断の努力をもってさらなる充実に努める。

    教育課程・教育内容
    1 教育課程は、共通科目及び専門科目により体系的に編成する。
    2 共通科目は、全学的な教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)を踏まえて編成するとともに、キャリア科目、総合科目、外国語科目から構成する。また、キャリアデザイン、初年次教育、健康スポーツ、英語の学習を必須とする。
    3 専門科目は、次のように2分野5つのコースを編成する。

    専門分野コース
    【ビジネスリーダーシップコース】
    ・ 事業活動を長期安定的に継続しさらなる成長を目指すための経営戦略を企画・創造する知識・技術を修得し、良き企業人として必要なリーダーシップ力、意思決定力、判断力を持った人材を育成する。
    【サービスマネジメントコース】
    ・ 観光・宿泊・飲食・交通・医療・福祉・スポーツ・公共サービスといったサービスを提供する組織のあり方とその活動全体の方向性を示す経営管理について確固たるマネジメント能力を涵養し、多様なサービス提供の要請に対応して組織運営を担える人材を育成する。
    【流通マーケティングコース】
    ・ 消費者ニーズの捕捉、商品・サービスの企画・提供から消費者への訴求、効率的な流通ネットワークの構築、情報技術の活用に至るまで、流通・マーケティング・マネジメントに関する総合的な知識を修得し、流通・マーケティング・消費生活の分野でリーダーシップを発揮できる人材を育成する。
    各コースは、経済学・法学科目、経営学科目、専門ゼミナールを体系的に編成する。

    (経済学・法学科目)
    ・ 経営学に連関する経済学や法学を身に付ける。
    (経営学科目)
    ・ 経営学と隣接学問分野に関する専門的な知識と方法論を身に付け、社会の諸問題を論理的・客観的に分析できる能力を培う。
    (専門ゼミナール)
    ・ 2年次(第4セメスター)より始まる専門ゼミナールを通じて、専門的知識と方法論を活用し、社会的諸問題を論理的・客観的に分析できる能力を段階的に培う。

    複合テーマコース
    【ワーク&ライフコース】
    ・ 経営学と人間諸学・社会学の知識を修得し、複眼的な視点から企業活動、自己実現、社会全体の福祉について考え、倫理観を持って適正なワーク・ライフ・バランスを実践できる人材を育成する。
    【国際化と地域社会コース】
    ・ 経営学の知識を身につけ、ローカル、グローバル、環境という複数の視点から、持続可能な経済発展や社会全体の福祉を踏まえたビジネスについて考え実践できる人材を育成する。
    各コースは、経済学・法学科目、経営学科目、複合テーマ科目、専門ゼミナールを体系的に編成する。

    (経済学・法学科目)
    ・ 経営学に連関する経済学や法学を身に付ける。
    (経営学科目)
    ・ 経営学と隣接学問分野に関する専門的な知識と方法論を身に付け、社会の諸問題を論理的・客観的に分析できる能力を培う。
    (複合テーマ科目)
    ・ 複眼的な視点から経営学を捉えることができる能力を培う。
    ・ 基礎的なコース共通科目と専門的な各コース科目により編成する。
    (専門ゼミナール)
    ・ 2年次(第4セメスター)より始まる専門ゼミナールを通じて、専門的知識と方法論を活用し、社会的諸問題を論理的・客観的に分析できる能力を段階的に培う。

    教育方法
    1 講義を通じて、当該科目に必要な知識・技能を教授するとともに、書く・話し合う・発表するといった学生の講義への参加を積極的に導入する。
    2 習熟度別等による少人数教育を推進し、きめ細かな教育を通じて、学習効果を高める。
    3 PBL(Project/Problem- Based Learning)やサービスラーニング等の体験型授業を通じて、課題設定・実践的な解決能力を培う。
    4 フィールドワーク、ボランティア、海外インターンシップ等の授業による社会参加の機会を通じて、多文化を理解し、他者と共生するための思考力・判断力を養う。
    5 キリスト教への理解を軸とした幅広い教養を基に、アクティブ・ラーニングによる能動的な思考・判断の繰り返しと、他者との協働により、公平・公正な判断力を培う。
    6 グループワーク、ディベート、プレゼンテーション等の協働による能動的な学びの場を通じ、傾聴の姿勢と、自らの立場、考えをわかりやすく発信するための能力を培う。
    7 社会連携教育(地域、企業、自治体等との連携による教育)を展開し、社会をフィールドとしたPBLやサービスラーニング等を通じて、社会に参加する機会を創出し、社会参加への主体性を培う。
    8 幅広い教養及び専門分野における知識、技術を基に、アクティブ・ラーニングやゼミナール等により、多様な背景をもった他者と協働するための規律性と柔軟性を養う。
    9 キリスト教及び自校史への理解を基に、PBLやサービスラーニング等による実践的な課題解決のための学びを通じ、社会課題に対して誠実に向き合う姿勢を養う。
    10 ICTを積極的に活用し、LMS(Learning Management System)を通じて、学生へのフィードバックや学習支援を行う。
    11 英語の音声面を中心とした実践的なトレーニングの手法として、CALL(Computer Assisted Language Learning)を用いる。

    学習成果の評価
    学位授与方針の達成度を検証するために、学習成果の評価について次のように定める。なお、検証結果は教育課程編成や授業改善等に活用する。
    1 学期中における理解度を把握するための小テスト及び学期末試験等を用いて、幅広い教養力や専門分野及び地域に関する知識・理解力を評価する。
    2 レポートや論文・プレゼンテーションの成果に基づき、ルーブリックやポートフォリオ等の手法を用いて、建学の精神の実践・奉仕力、問題発見・思考力、倫理観、公平・公正な判断、協働力を評価する。
    3 4年間の学びを通じて、学位授与方針に掲げた能力を総合的に評価する。
    ※ 教育課程の体系性や学位授与方針との対応関係はカリキュラムマップにより別途明示する。


    3.学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
    経営学部経営学科は、教育研究上の目的のもと、次に掲げるすべての能力(4領域14項目の能力)を備え、所定の単位を修得した学生に学位を授与する。

    <知識・理解>
    1.自己理解と他者理解につながる幅広い教養を身につけている。(幅広い教養)
    2.経営学の基礎的な内容、方法、及び組織運営の仕組みについて理解している。(専門基礎に関する知識・理解)
    3.選択したコースごとの専門知識及び方法について理解している。(専門領域に関する知識・理解)
    4.本学が立地する「神奈川」の歴史・文化・風土等の特性を理解している。(地域に関する知識・理解)

    <技能>
    5.経営学と隣接学問分野の基礎及び専門領域に関する知識等を活用することにより、問題を発見し、それを解決するための方法を適切に選択することができる。(問題発見・解決力)
    6.国際社会において協働できるコミュニケーション力を有している。(国際協働力)

    <思考・判断・表現>
    7.他者がもつ社会的・文化的背景を理解したうえで、自己を客体化して思考することができる。(多文化での共生)
    8.倫理観と公平・公正の精神を持って、事象を判断することができる。(倫理観、公平・公正な判断)
    9.経営学と隣接学問分野の専門知識・方法を活用し、諸現象を論理的に分析し、客観的な見解を導くことができる。(専門的思考・分析)
    10.現実に起こる経営的諸問題についての分析や考察について、他者の意見に耳を傾けるとともに、自らの意見を論理的に説明し、発信することができる。(傾聴と発信)

    <関心・意欲・態度>
    11.経営学的思考を基礎に学際的視野をもって、生涯にわたり、進んで知識・教養・技能を高めようとする意欲を有している。(生涯学び続ける意欲)
    12.実践的な経営学の知と幅広い教養をもって、社会・地域・組織の一員としての役割を果たそうとする主体性を有している。(社会参加への主体性)
    13.経営学における豊富な知識と広い視野のもとに、様々な背景をもった他者を尊重して協働できる。(チームワーク、他者との協働)
    14.問題に対して誠実に向き合おうとする実践的態度を身につけている。(建学の精神の実践、奉仕動機)
 
教員紹介
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    経営学科

    氏名 研究テーマ
    赤尾 充哉 企業組織の研究
    天野 恵美子 子ども向けマーケティングの理論と実際
    荒川 一彦 組織開発とキャリアマネジメント
    デジタルメディアの組織適用と効果的活用
    21世紀のワークスタイル研究
    池内 守厚 企業進化とトップマネジメント
    人間・制度・社会
    アジア企業と日本的経営
    岩崎 達也 ソーシャルメディア下におけるマス広告の効果研究
    ブランドマネジメント研究
    殷 燕軍 アジア地域研究
    現代中国論
    江頭 幸代 管理会計と戦略的コスト・マネジメント
    大東和 武司 多国籍企業と地域企業の国際経営
    岡部 祐介 「スポーツ根性論」の成立と変容
    アスリートおよびコーチの存在論
    唐沢 龍也 サービス業の国際化
    国際知識移転
    組織的知識創造理論
    ネットワーク論
    木島 豊希 現代流通
    小山 嚴也 企業と社会の関係についての研究
    企業不祥事についての研究
    才原 清一郎 観光による地域活性化
    佐藤 志乃 消費者知識の構造と動態
    塩谷 さやか サービス・イノベーション-新しいサービスを創出しサービスの付加価値を高めるための戦略的研究-
    四宮 正親 自動車産業経営史
    日本の企業家活動
    真保 智行 技術経営
    技術移転
    高橋 公夫 経営管理(マネジメント)思想研究
    田林 雄 陸域の窒素循環
    気候変動に対する適応策
    辻 聖二 コーポレート・ファイナンスと企業評価
    内藤 幹子 ドイツ・バプテストの歴史と神学
    エルントス・トレルチにおける「キリスト教共同体」論
    中西 新太郎 ポピュラー文化研究
    若者の労働状況の研究
    中原 功一朗 言語と社会
    効果的なコミュニケーション
    中村 桃子 ことばとジェンダー
    中村 友紀 近代初期イギリス民衆文化史と演劇
    広尾 純 シミュレーション
    福田 敦 流通システム研究
    地域商業政策研究
    中小企業のビジネスモデル研究
    細谷 実 イデオロギーと主体
    日本の近現代の男性性
    松下 将章 組織における助け合いについての研究
    水谷 文宣 民間非営利組織会計
    山北 晴雄 管理会計と中小企業経営・政策
    渡邉 光一 経営理念に関する学際的研究
    コンピュータによる信念体系の会話型的構築
    意思決定支援システム
    渡辺 竜介 財務会計(財務会計の概念フレームワーク)
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