コースの特徴
人類共通の願い「健康」をデータサイエンスで解明する
「健康寿命」というキーワードがクローズアップされる超高齢化社会を迎え、「デジタルヘルスケア」の知識とスキルに、社会から注目が集まっています。
健康科学・テクノロジーコースは、いわば「健康科学」と「データ科学」を融合した「デジタルヘルスケア」の学びを提供します。ヒトの健康状態を科学的に解析するためには、人体の構造や機能、病態の知識だけでなく、統計学、生体データ処理、コンピュータプログラミングなどのデータを分析するスキルも必要とされます。健康科学・テクノロジーコースでは、デジタルヘルスケアの実践で求められる健康科学とデータ科学の知識を身につけるため、「健康データ科学」「人間情報処理」「健康増進支援 」の3 分野の科目群を学修します。具体的には、初年度からPCを使った実践的なデータ処理を学び、引き続きヒトの身体から発せられる心電図や脳波をはじめ、筋肉の超音波断層画像などを計測して、つまり生のデータを使って、生体データ処理を実体験します。このような系統的な学びによって、ヒトの身体の構造と機能、そして「健康とは何か」についてデータ科学の切り口で理解を深めることができます。
このような学びのもと、高齢者の健康の見守り、健康寿命の延伸、ひいては豊かな社会の構築に貢献する人材を輩出します。
STUDY KEYWORD
- デジタル
ヘルスケア - 健康科学
- データ科学
- 医療情報学
カリキュラム
身体と健康に関する知識と、実技・実習を通して科学的なデータから課題を解決する能力を身につけます。
学科紹介動画
学部紹介
理工学部 理工学科 数理・物理コース 准教授
船木 靖郎
模擬講義
理工学部 理工学科 健康科学・テクノロジーコース 教授
高橋 健太郎
【研究分野】
バイオメカニクス、筋生理学
【研究テーマ】
身体運動の力学的解析/神経筋の作用機序
360°VR動画
健康・スポーツ計測コースの授業で使用する機器を紹介しています。
教員紹介
教員 | 研究テーマ | 業績など |
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高橋 健太郎 Kentaro Takahashi |
身体運動の力学的解析 |
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簑 弘幸 Hiroyuki Mino |
神経細胞の計算論的モデル構築 |