研究報
Research Expectations

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横浜・関内キャンパス開校記念シンポジウム

ヨコハマから未来へ。#1

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〜これからの多文化共生を考える〜

横浜・山手に関東学院の源流となる横浜バプテスト神学校が創立されて140年。
キリスト教に根差したグローバルな視点を交えつつ、多様性を認め合い、地域(ローカル)と共生して暮らし、学び、生きる、これからのあるべき持続的社会を考えていくため、関東学院大学では、2023年春、新たに開校した横浜・関内キャンパスにおいて、各界で活躍されている方を招いての公開討論会「ヨコハマから未来へ。 〜これからの多文化共生を考える〜」を全4回にわたって開催します。
記念すべき初回のゲストスピーカーには、芥川賞受賞作家、楊逸氏が来場。レギュラースピーカーである、本学の国際文化学部教授で、文芸評論家でもある富岡幸一郎氏とフランス国籍のNHK報道記者、ロドリグ・マイヨール氏が楊逸氏を迎えて開催しました。横浜の地からスタートする、新たな知のムーブメントにご注目ください。

「ヨコハマから未来へ。#1 〜これからの多文化共生を考える〜」DIGEST

2023年6月23日(金)関東学院大学 横浜・関内キャンパス テンネー記念ホールにて開催

PROFILE

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    楊 逸
    作家。中国ハルビン出身。1970年の文化大革命で、両親ともに寒村に移住させられた過酷な体験を経て、1987年に留学生として来日。日本語学校に通って、一から日本語を学び、2007年「ワンちゃん」で小説家デビュー。同作で文學界新人賞を受賞する。
    2008年には「時が滲む朝」で、第139回芥川賞を受賞。日本語以外を母国語とする作家として史上初の受賞となった。
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    富岡 幸一郎
    関東学院大学国際文化学部教授。研究テーマはキリスト教神学と日本の近現代文学・思想・宗教。内村鑑三、カール・バルト、戦後文学、川端康成、三島由紀夫らを題材として著作がある。
    1979年「意識の暗室 埴輪雄高と三島由紀夫」で、第22回群像新人文学賞評論部門を、21歳で受賞。そのキャリアを生かし、文芸評論家としても活躍する。鎌倉在住で、神奈川近代文学館理事。
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    ロドリグ マイヨール
    国際報道ジャーナリスト。フランス・パリ出身。NHK勤続30年の番組ディレクター兼プロデューサーで、新ソルボンヌ大学コミュニケーションと情報学博士。
    ドキュメンタリー制作では、日本のマイノリティーにフォーカス、多様な日本を描く。ライフワークとして主に在留資格を持たない子どもたち、外国人労働者や入国管理制度の課題に焦点を当て、取材と研究を重ねている。