研究報
Research Expectations

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横浜・関内キャンパス開校記念シンポジウム

ヨコハマから未来へ。#3

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〜これからの多文化共生を考える〜

横浜・山手に関東学院の源流となる横浜バプテスト神学校が創立されて140年。

キリスト教に根差したグローバルな視点を交えつつ、多様性を認め合い、地域(ローカル)と共生して暮らし、学び、生きる、これからのあるべき持続的社会を考えていくため、関東学院大学では、この春、新たに開校した横浜・関内キャンパスにおいて、各界で活躍されている方を招いての公開討論会「ヨコハマから未来へ。 〜これからの多文化共生を考える〜」を開催します。

第三回目のテーマは「わが国の入国管理における課題」。ゲストスピーカーにお迎えするのは、入館施設に収容される外国人の人権問題に対し、四半世紀にたって取り組まれてきた弁護士の児玉晃一さん。日本で生まれ育ちながら在留資格がなく、長く苦しんだ経験を活かして現在は児童養護施設の職員として働く瀧澤ジェロムさん。このお二人とともに、「入管問題の今」について意見交換を図ります。

「ヨコハマから未来へ。#3 〜これからの多文化共生を考える〜」DIGEST

2023年12月15日(金)関東学院大学 横浜・関内キャンパス テンネー記念ホールにて開催

PROFILE

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    児玉 晃一
    弁護士/入管問題調査会代表。1994年弁護士登録。1995年から入管収容問題に取り組む。2012年と2014年に英国の収容施設・制度を視察。その活動は佐々涼子「ボーダー 移民と難民」(集英社インターナショナル 2022)でも取り上げられた。著書に「難民判例集」(単著)、「コンメンタール出入国管理及び難民認定法 2012」、「入管問題とは何か <終わらない密室の人権侵害>」(いずれも共編著)などがある。
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    滝澤 ジェロム
    児童養護施設 子供の家 ケアワーカー。1999年名古屋市生まれ。元非正規滞在者。2014年、子ども虐待防止世界会議 in 名古屋 ユース実行委員をはじめ、子どもの権利擁護の活動を続ける。本業の傍ら、自身の経験を元に講演活動し、多くのテレビ・新聞に出演している。2020年6月に在留資格を取得する。
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    富岡 幸一郎
    関東学院大学国際文化学部教授。研究テーマはキリスト教神学と日本の近現代文学・思想・宗教。内村鑑三、カール・バルト、戦後文学、川端康成、三島由紀夫らを題材として著作がある。
    1979年「意識の暗室 埴輪雄高と三島由紀夫」で、第22回群像新人文学賞評論部門を、21歳で受賞。そのキャリアを生かし、文芸評論家としても活躍する。鎌倉在住で、神奈川近代文学館理事。
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    ロドリグ マイヨール
    国際報道ジャーナリスト。フランス・パリ出身。NHK勤続30年の番組ディレクター兼プロデューサーで、新ソルボンヌ大学コミュニケーションと情報学博士。
    ドキュメンタリー制作では、日本のマイノリティーにフォーカス、多様な日本を描く。ライフワークとして主に在留資格を持たない子どもたち、外国人労働者や入国管理制度の課題に焦点を当て、取材と研究を重ねている。