「大学で得たスキルで、『地域のために』を実践中です。」 市川靖洋 人間環境学部卒業生/Webデザイナー

茅ヶ崎の町を眺望できる高台にある自宅兼オフィスにて

大学で得たスキルで、 『地域のために』を実践中です。

「NPOでWEBサイトを作らないか?」大学4年の時、先生を介して湘南のNPO活動に参加しました。グラフィックデザインを専門に勉強したこともなく、WEB構築も未経験。それでも「人の役に立てるなら」と飛び込むと、いつしか地域の人たちとの作業に夢中になっていました。まさかそれが、自分の職業になるとは思いも寄らずに。

茅ヶ崎市でWEBデザインの会社を起業して今年で10年。人間環境学部人間環境デザイン学科で学んだ「住空間の導線設計」という考え方が、webサイトを設計する上で、自分の仕事に非常に役立っています。仕事の依頼主のほとんどが、地元湘南地域でビジネスを営む方たち。こうした人たちと関わりながら、「湘南スタイル」というNPOにも参加。ポータルサイトで地域情報を発信するなど、地元を活性化させるお手伝いをしています。地元の皆さんに育てていただいたご恩を、仕事とNPO活動の両面で、これからも地域に還元していきたいと思っています。

【地域活性化とビジネスを両立】
茅ヶ崎市のNPO法人を拠点にさまざまな地域活性、子育て支援などの案件にかかわる毎日。直近では、神奈川の二宮・大磯で蜜柑農園のオーナー制度による地域活性化事業をWEBデザインおよびICT面からサポート。また、子どもが企画・運営する映画祭も計画中。

<プロフィール>
Yasuhiro Ichikawa
関東学院大学人間環境学部人間環境デザイン学科卒(同学部第一期生)。専攻は建築。在学中から茅ヶ崎のNPO法人において地域活動に参画。2007年にWEBデザイン会社「bondo」を起業。関東学院大学ではデジタル・デザインの非常勤講師を務める。

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※ 所属、学年などは、全て取材当時のものです