日本全国より延べ1万4000人を超える申し込みがあったMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)世界学生大会2022日本代表選考会において、国際文化学部比較文化学科の中山友里さん(4年)がワード部門優秀者として表彰されました。MOSはワード、エクセル、パワーポイントなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格で、各認定試験において基準点を満たすことで認定されます。MOS世界学生大会にはその試験を合格した上で日本代表選考の一次選考で入賞し、二次選考で上位入賞した学生が日本代表として出場することが出来ます。中山さんは昨年度もこの日本代表選考に応募し、エクセル部門とパワーポイント部門で入賞しています。(昨年度の記事はこちらから)
本来であれば、米国で開催される決勝戦に参加する予定でしたが、コロナ感染リスク等の理由により今年度は派遣を見送ることとなりました。
「一次選考を終えた段階で手ごたえを感じました」と中山さんは試験日を振り返ります。「試験内容は違いますが、昨年度よりもはるかに速い時間で課題制作を終えることが出来たので、これはいけるなと思いました。一次選考通過の連絡が来た後は、通っているパソコン教室の先生の指導を仰ぎながら、二次選考に向けて面接や小論文の練習を行いました。5月に行われた入賞者発表会(オンライン開催)で、私の名前が優秀賞の受賞者として挙がった時はとても嬉しかったです」と受賞の喜びを語ってくれました。
去年と今回の受賞が周囲に知れ渡り、色々な人からオフィス製品の操作について質問されることが多くなったと言います。「昨年の受賞くらいから、ワードやエクセルの使い方をよく聞かれるようになりました。自分を頼って質問してくれるのはうれしいです」と生活の変化を口にしました。
また、現在は4年生ということで就職活動と学業の両立が大変とのこと。卒業論文の執筆やエントリーシートの作成、面接練習など忙しい日が続いているそうです。「エントリーシートや履歴書にMOS資格や試験のことを記載するとよく質問されます。話のネタになりますし、分かりやすい私の強みとして話すことができるのは就職活動でも役に立っています」と話します。
日本代表まで選ばれたMOSの試験や資格取得の経験を、今後どのように生かしていくか聞いたところ、「実際の資格スキルもそうですが、資格や試験にむけて勉強に取り組んだ経験を忘れずに、社会人になっても常に学び続ける姿勢を身に付けていきたいと思っています。ゆくゆくは組織の中枢として周囲をまとめることが出来るような社会人になりたいです」と将来の展望を語りました。
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