共生デザイン学科×クワドリリオン株式会社 「SAKEYOU輸出向け日本酒酒樽デザインコンペ」表彰式が開催されました。

10月4日（火）人間共生学部共生デザイン学科とクワドリリオン株式会社が連携して実施した「SAKEYOU輸出向け日本酒酒樽デザインコンペ」の表彰式が開催されました。

クワドリリオン株式会社では、ワインやビールと同じように気楽に日常的に飲める日本酒カルチャーを世界に広げたいと、2018年にお酒の輸出ビジネス“SAKEYOU”を立ち上げました。コロナ以降、海外では屋外での飲食の機会が増加しており、キャンプ場やガーデンパーティーを開いてお酒を楽しむ傾向があります。この傾向に寄り添う提案をして、海外の人々がおしゃれに日本酒を楽しめるようプロ―モーションすることを目的として、今回のデザインコンペが企画されました。

本学経済学部の卒業生でもあるクワドリリオン株式会社代表取締役社長の雨宮氏は「酒樽にデザインを施すことで、場を楽しく華やかに演出し、酒樽自体がお酒を楽しむアイテムとなるようなデザインを学生たちに考えてもらいたいと思い、デザインコンペを実施しました。後輩となる学生たちと一緒に活動できることが嬉しいです。今回皆さんにデザインしてもらった酒樽をきっかけに海外の方たちに日本酒の魅力を知ってもらいたい」と語りました。

最優秀賞を受賞した共生デザイン学科4年の樋下田夢乃さんは「海外へ輸出される日本酒のパッケージデザインということで、富士山、だるま、新幹線など日本を代表するものや誇れるものをたくさん取り入れ、色味はグラデーションを用いて和の雰囲気が表現されるよう工夫しました。酒樽のデザインを通して日本酒の魅力はもちろん、日本についてももっと興味を持ってもらいたいと今回のデザインを考えました」と作品について話しました。また「今回、最優秀賞を受賞することができて嬉しいです。絵を描くことがもともと好きで、自分の作品としてこのような形で残すことができたことは、今後の励みになります」と受賞の喜びを語りました。

関東学院大学は今後も社会と連携した実践的な学びを推進していきます。