人間共生学部

学部長からのメッセージ


人間共生学部 学部長
教授 新井 信一
急速な国際化や少子高齢化が進み、私たちが暮らす社会は、多くの課題を抱えています。私たちは、人と人、人と社会、人と環境の新しい関係を探求し、それらが共生できる社会をつくるという新たなフェーズに直面しています。関東学院大学では、この時代にふさわしい共生社会をけん引する人材を育成するために、2016年に人間共生学部をスタートします。

この学部で学ぶのは「コミュニケーション」と「デザイン」。それぞれ、よりよい社会を築いていくためには欠かすことのできないツールです。このツールを自分のものにしてもらうために、教室での学びに加え、海外や地域コミュニティをフィールドに、多くの人々と協働しながら、主体的に課題の解決に取り組む学びを用意しています。この学びを象徴するのが、3年次の春学期に開設予定の「プロジェクト科目」です。最長6ヶ月の間、海外留学や企業でのインターン、地域社会の中での学びなどを展開していきます。教室で学ぶ知識や教養に加えて、現場を経験することで、学生たちは自分が何を更に学ぶべきかに気づくことでしょう。それこそが将来の社会で必要とされる実践力に繋がるはずです。そして、ここでの学びを通じて、これからの共生社会を担う人が育ってほしいと願っています。

 
 
3つのポリシー
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    1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
    人間共生学部は、キリスト教に基づく建学の精神と校訓「人になれ 奉仕せよ」に共感し、明確な目的意識と情熱を持ち、次の7つの資質に基づく学部の入学者受入れ方針に適う多様な学生を広く求めます。
    高等学校で履修した教科・科目について、基礎的な知識を有する。
    英語または情報の教科に関する特有の知識や技能を有する。
    自分の考えを伝えられる日本語力を有している。
    柔軟に思考し、自分の意見をまとめることができる。
    社会の諸問題に関心を持ち、さまざまな課題に積極的に挑戦しようとする意欲を有する。
    文化・芸術・スポーツ・社会貢献活動に積極的に取り組む姿勢を有する。
    コミュニケーションを効果的に図り、相互理解に努めようとする態度を有する。


    2.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
    人間共生学部は、キリスト教に基づく建学の精神と校訓「人になれ 奉仕せよ」のもと、次に掲げる具体的な方針(4領域14項目の能力・資質等の育成)の下に教育課程(カリキュラム)を編成し、4年間の教育課程を通じて、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた能力をもつ学生に育て上げます。
    なお、この教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)は、諸科学の進展や社会の変化、本学に対する社会の要請などを踏まえて、常に内容に改善・改良を加え、教育課程ならびに教育指導体制の充実に努めます。また、カリキュラムの下に置かれた講義や演習などの各授業科目は、公開授業制度や授業改善アンケートなどのFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動によって、不断の努力をもってさらなる充実に努めます。

    <知識・理解>
    1. キリスト教及び自校史を学び、「他者への共感」、「多文化理解」につながる教養を培う。(キリスト教教育・自校史教育)
    2. 豊かな人間性を涵養する(建学の精神における「人」になる)ため、多彩な共通科目群を用意し幅広く深い教養を培うとともに、十分な自主選択枠を設ける。(共通科目、他学科・他学部受講)
    3. 初年次配当の教養ゼミナールと入門科目を通じ専門分野での学びのための基礎力(スタディ・スキルやアカデミック・リテラシー)を養う。(専門分野に関する学びの基礎)
    4. 各学科の専門教育により、自己の専門分野に関する知識と方法論を修得させる。(専門分野に関する知識・理解)
    5. 「地域志向科目(全学共通科目)」及び共生コミュニティ分野の科目を通じて地域への理解を深める。(地域に関する知識・理解)

    <技能>
    6. 3年次春学期必修の多彩なプロジェクト科目群配当の体験型授業を通じ、課題設定・解決能力を培う。(体験型授業)
    7. 体系的な語学教育、海外留学プログラム等の制度の活用・単位認定に加え、プロジェクト科目群配当の海外留学や国際インターンシップなどにより、学生の海外派遣を促進するとともに、国際的なコミュニケーション能力を育成する。(グローバル人材の育成)

    <思考・判断・表現>
    8. プロジェクト科目群、共生コミュニティ分野配当科目等の学びの中での社会参加の機会を通じ、多文化を理解し、他者と共生するための思考力・判断力を養う。(多文化理解)
    9. キリスト教への理解及び学部基幹科目を通じた共生社会への理解を軸とした幅広い教養を基に、アクティブ・ラーニングによる能動的な思考・判断の繰り返しと、他者との協働により、公平・公正な判断力を培う。(倫理観、公平・公正な判断)
    10. ゼミナールなどの演習科目ではグループワーク、ディベート、プレゼンテーション等の協働による能動的な学びの場を通じ、傾聴の姿勢と、自らの立場、考えをわかりやすく発信するための能力を培う。(傾聴と発信)

    <関心・意欲・態度>
    11. 入学直後から3セメスターまで配当するキャリア・デザイン科目により、共生社会での職業的自立を図るための能力と社会人たる素養を培い、生涯にわたって学び、社会に貢献できる人材を育成する。(キャリア教育)
    12. プロジェクト・マネジメント科目をプロジェクト科目受講前のセメスターと受講後のセメスターに配当し、個々の学生がプロジェクト科目での学外での学びを大学での学びや将来の自分の姿に結び付けられるようにする。(社会参加への主体性)
    13. 各学科各専門分野における知識や技能及び、幅広い教養を基に、プロジェクト科目やゼミナール等により、多様な背景をもった他者と協働するための規律性と柔軟性を養う。(チームワーク、他者との協働)
    14. キリスト教及び自校史への理解を基に、プロジェクト科目や共生コミュニティ分野配当科目による実践的な課題解決のための学びを通じ、社会課題に対して誠実に向き合う姿勢を養う。(建学の精神の実践、奉仕動機)


    3.学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
    人間共生学部は、キリスト教に基づく建学の精神と校訓「人になれ 奉仕せよ」のもと、次に掲げるすべての能力(4領域12項目の能力)を備え、学部の学位授与方針に適い所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

    <知識・理解>
    1. 自己理解と他者理解につながる幅広い教養(※)を身につけている。(幅広い教養)
    (※)総合大学の利点を活かした全学共通教養教育と学部学科独自の教養教育が含まれる。
    2. 共生社会への理解とともに、各学科の学問領域固有の知識と方法論を修得している。(専門分野に関する知識・理解)
    3. 本学が立地する「神奈川」の歴史・文化・風土等の特性を理解している。(地域に関する知識・理解)

    <技能>
    4. 発見した問題を、解決するための手法を適切に選択できる。(問題発見・解決力)
    5. 国際社会において協働できるコミュニケーション力を有している。(国際協働力)

    <思考・判断・表現>
    6. 他者がもつ社会的・文化的背景を理解したうえで、自己を客体化して思考することができる。(多文化での共生)
    7. 倫理観と公平・公正の精神を持って、事象を判断することができる。(倫理観、公平・公正な判断)
    8. 他者の意見に耳を傾けるとともに、自らの意見を適切な表現手段を用いて発信することができる。(傾聴と発信)

    <関心・意欲・態度>
    9. 生涯にわたり、進んで知識・教養・技能を高めようとする意欲を有している。(生涯学び続ける意欲)
    10. 社会・地域・組織の一員としての役割を果たそうとする主体性を持っている。(社会参加への主体性)
    11. 豊富な知識と広い視野のもとに、様々な背景をもった他者を尊重して協働できる。(チームワーク、他者との協働)
    12. 問題に対して誠実に向き合おうとする実践的態度を身につけている。(建学の精神の実践、奉仕動機)
 
教員紹介
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    コミュニケーション学科

    氏名 研究テーマ
    新井 信一 福祉ビジネス・社会福祉法人の業績分析
    石井 充 社会におけるITサービス発展の定量的研究
    奥田 博子 批判的言説分析
    言語表現論
    折田 明子 ソーシャルメディアと人・社会・ビジネス
    川村 覚文 文化の政治性を巡る思想的・理論的分析
    共生社会の哲学的考察
    楠 勝範 言語表現におけるコミュニケーション教育
    身体表現におけるコミュニケーション教育
    黒﨑 真由美 ネイチャーライティング(自然と人間の関わり)
    佐野 予理子 組織や集団におけるダイバーシティ
    「ふつう」を巡る心理過程
    施 桂栄 組織体におけるリーダーシップの有効性
    モーザー ジェイソン ケネス 大学の英語教育
    ビジネスイングリッシュ
    異文化コミュニケーション
    松下 倫子 発展途上国におけるICT産業を起爆剤にした経済開発について
    定性的手法による情報システムの評価
    道幸 俊也 心理学的類型論による動機分析、および職業満足度の研究
    山田 留里子 中国語におけるICT活用教育方法研究
    中日翻訳理論

    共生デザイン学科

    氏名 研究テーマ
    淡野 哲 デザインとアートの連関
    非機能造形による気付きの考察
    海老根 秀之 S3D(立体視)映像制作手法の研究
    マルチメディアコンテンツの効率的制作
    兼子 朋也 気候・風土に対応した生活環境デザイン
    温熱環境と人間生活
    小林 和彦 実写素材をデジタル加工した映像表現
    3DCGを利用した理論的リアリティの構築
    佐々 牧雄 観察調査を中心としたフィールドワークによるデザインイノベーションユーザー体験(UX)
    及びその周辺の研究
    讃井 純一郎 デザインのためのユーザーニーズ把握、活用に関する研究
    佐野 慶一郎 エコ・マテリアルのデザインとライフサイクルアセスメントに関する研究
    神野 由紀 デザインの考察を通した近代文化研究
    日本の初期消費社会における商品デザインと消費者の意識変容について
    立山 徳子 戦後日本の郊外住宅地をめぐる言説分析
    二宮 咲子 人間-自然関係の地域特性・歴史的文脈、再構築に関する研究
    日髙 仁 領域横断的な空間デザイン
    縮小社会のアーバンデザイン
    藤本 憲太郎 街や大学の建築環境が及ぼす影響について
    映画と文学にあらわれた居住環境について
    水沼 淑子 近代日本における居住様式に関する研究
    近代日本における住宅・住宅地の研究
    山﨑 稔惠 18世紀イギリスの芸術と服飾に関する歴史的・美学的研究
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